高齢者の水分補給と熱中症対策

ウォータースタンドのある暮らし

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高齢者は若い人に比べて体内の水分量が少なく、喉の渇きを感じにくいため、熱中症になりやすい傾向にあります。

大切な家族やご自身の健康を守るためにも、高齢者の水分補給と熱中症対策について正しく理解しておきましょう。

高齢者の水分補給と熱中症対策
  1. 高齢者の熱中症の危険性
  2. 高齢者が熱中症になりやすいのは?
  3. 高齢者のための効果的な水分補給のポイント
  4. 水分補給におすすめのウォーターサーバー
  5. 熱中症を予防するための環境づくりとその他の対策
  6. まとめ

高齢者の熱中症の危険性

高齢者は若年者に比べて室内にいる状態であっても脱水に陥りやすく、熱中症の危険性が高まると言われています。

令和6年5月から9月の熱中症による救急搬送状況についての調査によると、年齢区分別では高齢者が最も多く、次いで成人、少年、乳幼児の順となっています。

発生場所別では住居が最も多く、次いで道路や屋外、仕事場の順となっています。

高齢者が熱中症になりやすいのは?

高齢者が、成人と比較して熱中症や脱水症になりやすい主な理由は以下の通りです。

体内の水分量が少ない

体内水分量

体内水分量の割合が低いほど、熱中症の初期段階である脱水症にかかりやすくなります。

高齢者の体内の水分は、約50%と言われています。

体内にためられる水分量が、子どもや成人と比較して少ないため、少しの脱水でも影響を受けやすくなります。

体内水分量

喉の渇きを感じにくい

加齢とともに喉の渇きを感じにくく、意識的に水分を摂らないと脱水状態に気づきにくい傾向があります。

体温調節機能の低下

汗をかきにくくなったり、体温を適切に調節する機能が低下するため、熱が体にこもりやすくなります。

その他の要因

エアコン不使用
体の「冷え」や電気代を懸念し、エアコンの使用を控える傾向があります。
また、「冷え」を心配し、夏場でも複数枚の衣類を着用することがあります。
水分摂取量の制限
循環器疾患などの持病や頻繁なトイレを避けるため、意識的に水分摂取量を減らしてしまうことがあります。

高齢者のための効果的な水分補給のポイント

熱中症を予防するためには、日頃からのこまめな水分補給が何よりも大切です。

喉が渇く前に飲む

体内水分量

高齢者は喉の渇きを感じにくいので、理想的な水分補給のスケジュールを参考にして、意識的に水分を摂りましょう。

自分で気づきにくいので、タイマーの設定や周囲の声かけも有効です。

少量ずつこまめに飲む

体内水分量

一度に大量に飲むのではなく、コップ半分~1杯程度(約100~200ml)を1~2時間おきに、1日を通してこまめに摂取しましょう。

外出の際は、常に水を持ち歩くことも大切です。

水やお茶以外も取り入れる

水分補給の基本は水や麦茶です。ただし、大量のカフェインを含む緑茶やコーヒー、アルコールは利尿作用があるため、水分補給には不向きです。

経口補水液やスポーツドリンクは、塩分や糖分も補給できるため、汗をたくさんかいた時や体調がすぐれない時に有効です。

食事からも水分を摂る

脱水症や熱中症を防ぐためにも、水分の多い食事からも摂るようにしましょう。

果物・野菜

果物・野菜

りんご、いちご、みかん、すいか
トマト、きゅうり、レタスなど

おやつ・デザート

おやつ・デザート

ゼリー、プリン、ヨーグルト、ムース、水ようかんなど

食事

食事

味噌汁、スープ、シチュー
おかゆ、豆腐など

水分補給におすすめのウォーターサーバー

ウォータースタンドは、重たいお水のボトル交換もなく使いやすい水道直結ウォーターサーバーです。

浄水器と同じように、常温のお水も使えるので、お薬を服用することの多い高齢者にも嬉しいポイントです。

水やお湯を使った飲み物作りや料理など、いつでも手軽に使える環境が整えば、健康を意識したい高齢者にとって、より水分補給習慣が身に着けられるのではないでしょうか。

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毎日の水分補給は、シニア世代の健康維持に欠かせません。

ウォータースタンドの常温水専用サーバーなら、電気代は0円!浄水器として気軽に水分補給ができます。

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熱中症を予防するための環境づくりとその他の対策

水分補給と合わせて、快適な環境を整えることも重要です。

人体の水分バランス

室温・湿度管理

エアコンや扇風機を適切に使い、室温を28℃以下、湿度を70%以下に保ちましょう。

服装の工夫

吸湿性や通気性の良い、ゆったりとした服装を選びましょう。外出時は帽子や日傘を活用し、直射日光を避けましょう。

人体の水分バランス

一人にしない

高齢者の方が一人でいる場合は、家族や地域の方がこまめに様子を見に行き、体調の変化に気づけるようにしましょう。

体調の変化に注意

めまい、立ちくらみ、頭痛、吐き気、だるさなど、少しでも体調に異変を感じたら、涼しい場所で休み、水分・塩分を補給しましょう。

症状が改善しない場合は、すぐに医療機関を受診してください。

まとめ

高齢者の熱中症は、命に関わる深刻な状態になることもあります。

日頃からこまめな水分補給を心がけ、適切な環境づくりを行うことで、熱中症のリスクを大幅に減らすことができます。

ご本人だけでなく、周囲の人が積極的にサポートし、高齢者が安心して夏を過ごせるよう、地域全体で取り組んでいくことが重要です。

参考
  • 総務省消防庁「熱中症情報https://www.fdma.go.jp/disaster/heatstroke/post3.html
  • 国立研究開発法人国立環境研究所「熱中症患者の発生状況と今後の予測」https://www.nies.go.jp/kanko/kankyogi/32/10-11.html
  • 熱中症ゼロへ「熱中症、こんな人は特に注意! 高齢者」https://www.netsuzero.jp/learning/le05
  • 東京消防庁 熱中症に注意!https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/nichijo/heat/index.html
  • 公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット「脱水症」https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/rounensei/dassui.html
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