水道水で手軽においしい氷を!おいしい氷の作り方とニオイ解消法
ウォータースタンドのある暮らし
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執筆:ウォータースタンド
毎日使う氷、もっとおいしく作れたら…と思ったことはないでしょうか。
この記事では、水道水で美味しい氷を作るコツや、見落としがちな製氷機の掃除方法について解説します。
水道水の氷の安全は?塩素の効果と衛生面のメリット
日本の水道水は、厳格な水質基準が定められており、世界でもトップクラスの安全性が確保されています。そのため、水道水で作る氷は、非常に安全です。
塩素(カルキ)が雑菌の繁殖を抑えてくれる
日本の水道水には、法律で一定量の塩素(カルキ)が含まれています。この塩素が天然の消毒液のような役割を果たし、製氷機のタンクや手の届かないホース内での雑菌・カビの繁殖を強力に抑えてくれます。
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氷が白く濁るのは不純物?
氷が白く濁るのは、水に溶け込んでいる気体やミネラル分が凍る過程で中央に押し出され集中するためです。これらは水本来の成分であるため体に害はなく、安心して使用できます。
自動製氷機で水道水が推奨される理由と浄水を活用するコツ
多くの冷蔵庫メーカーでは、自動製氷機には水道水の使用を推奨しています。これには明確な理由があります。
故障と衛生のリスクを避けるため
硬度の高いミネラルウォーターを継続的に使用すると、ミネラル分が製氷皿に結晶化(スケール化)して、故障の原因となる場合があります。
また、塩素が含まれていない水(浄水やミネラルウォーター)は、自動製氷機内の給水パイプ内でカビや雑菌が繁殖しやすく、「ピンクヌメリ」やニオイが発生しやすいためです。
最新の冷蔵庫なら浄水が可能な機種も
最新の冷蔵庫には、給水タンクや浄水フィルターだけでなく、ポンプや給水パイプまで取り外して丸洗いできる構造を採用した、浄水の使用を想定したモデルも登場しています。
また、取り外しができない機種でも、ボタン一つで内部の経路を水洗いできる「自動洗浄機能」を備えたモデルが増えており、こまめにお手入れをすることで、塩素のない浄水でも清潔においしい氷を作れる機種が増えています。
おいしい氷の作り方!水道水で透明な氷を作るコツ
「メーカー推奨の水道水だとカルキ臭が気になる」「お店のような氷にしたい」という方へ。少しの手間で、透明感のある溶けにくい氷を作る3つのコツをご紹介します。
煮沸してカルキ抜きをする
水道水を15~20分間沸騰させると、カルキ臭(残留塩素)や、細菌、ウイルスを軽減することができます。ただし、冷ました後は放置せずにすぐ製氷し、早めに使い切ることが衛生的です。
ゆっくり凍らせることで透明度がアップする
製氷皿をタオルで包んだり、発泡スチロールの箱に入れたりして、凍るスピードを緩やかにするのがコツです。時間をかけてじっくり凍らせることで、中の空気が抜けやすくなり、不純物の少ないきれいな氷に仕上がります。
市販の製氷皿で「浄水」を凍らせる
氷を白く濁らせる原因である不純物を除去した「浄水(またはRO水)」を使用しましょう。冷蔵庫の自動製氷機ではなく市販の製氷皿を使うことで、メンテナンスの負担なく、最高に美味しい氷が作れます。
水道水で作った氷が臭う原因と自動製氷機の掃除・メンテナンス
氷から変なニオイがする場合、原因は水そのものよりも製氷機の内部汚れにあることが多いです。
給水タンクのお手入れ目安
水の種類によって、掃除の推奨頻度は大きく異なります。
- 水道水を使用: 週に1回、給水タンクとフィルターを水洗いする。
- 浄水・ミネラルウォーターを使用: 毎日〜3日に1回、給水タンクの水を入れ替え、パーツを水洗いする。
※塩素がないため、2〜3日で目に見えない雑菌や「ピンクヌメリ」が繁殖しやすくなるためです。
クエン酸を使った手軽な洗浄方法
ニオイが気になる時は、食品用クエン酸での洗浄が効果的です。
- 給水タンクに水とクエン酸(大さじ1程度)を入れる。
- そのまま氷を作る(食紅で色を付けると洗浄中が分かりやすくなります)。
- 数回製氷を繰り返し、最後に真水でしっかりすすぐ。
浄水型ウォーターサーバーで、氷のある暮らしをもっと豊かに
「おいしい氷でお酒や冷茶を飲みたい」という方には、浄水型ウォーターサーバーがおすすめです。
塩素や不純物をしっかり除去: カルキ臭のない、澄んだ味わいの水で氷が作れます。
定額制で使い放題: 水道水を利用するため、氷を大量に使う夏場もコストを気にせず消費できます。
ウォーターサーバーの水で氷を作る際のポイント
自動製氷機(取り外せる構造)でウォーターサーバーの浄水を使用する場合は、塩素が含まれていない分、給水タンクやパイプのこまめな清掃をしましょう。
より透明度の高い美味しい氷を作りたい場合は、ウォーターサーバーの水を市販の製氷皿に入れて凍らせる方法がおすすめです。
これなら給水パイプの汚れを心配する必要がなく、いつでも不純物の少ないクリアな味わいの氷を作ることができます。お酒や冷茶など、氷の味にこだわりたいシーンでぜひ試してみてください。
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まとめ
日本の水道水は高い安全基準で守られており、そのままでも衛生的で美味しい氷を作ることができます。
日常の自動製氷は「水道水」、こだわりたい時は「浄水」を製氷皿で凍らせるなど、シーンに合わせて使い分けるのがベストな活用法です。
それぞれの水の良さを引き出しながら、おいしい氷作りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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