食物アレルギーと離乳食の進め方
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食物アレルギーは1歳以下の乳児に多く、赤ちゃんの10人に1人が発症していると言われています。
ここでは、離乳食の進め方に関して気をつけたい食物アレルギーの知識についてご紹介しています。
食物アレルギーとは?
食物アレルギーとは、特定の食べ物に含まれるアレルギーの原因となる物質を食べることで、体にさまざまな食物アレルギー症状をおこすものです。
食物アレルギーは、口にしたものだけでなく吸入や皮膚接触、注射などの経路からも発症することがあります。
ただし、抗体をもっていても症状が出ない限り食物アレルギーとはいわないので、血液検査のみでの判断は禁物です。
離乳食で注意したい食材と与え方
主な食物アレルギーをおこしやすい食材
食物アレルギーをおこしやすい乳幼児期の食品の多くは、特定原材料7品目と、特定原材料に準ずるもの20品目があります。
食物アレルギーは遺伝的要素が多くあると言われ、アレルギーをおこしやすい食品を初めて食べさせる場合は、食事日誌などをつけるようにし、症状が出た場合はかかりつけの医師に相談しましょう。
口腔アレルギー症候群
生野菜や果物・大豆(主に豆乳)などを食べたあとに唇や口、のどの奥、耳の奥などにかゆみや腫れ、痛みを感じる症状を『口腔アレルギー症候群』と言います。
生野菜や果物のアレルゲンは花粉症と構造が似ているので、花粉症の人が生野菜や果物を食べたときに口腔アレルギー症候群を発症することがあるようです。
はじめて赤ちゃんに離乳食を与えるときは?
万が一アレルギー反応が起こった場合を考え、かかりつけ病院の 空いている平日の午前中に食べさせるのがよいとされています。
- 赤ちゃんの体調のいいとき
- 初めて食べるものは少量(ひとさじずつ)から
- 月齢に合った新鮮な食材を選ぶ
- 十分に加熱して消化しやすく
- ベビーフードの活用
食物アレルギーがあるとわかったら?
食物アレルギーがあると医師から診断されたら、症状が出る原因となる食物を「必要最低限」除去する必要があります。
子どものアレルギーは症状がずっと続くわけではなく、体力や免疫力がつく学童期には約80~90%の割合で自然と治るケースが多いようです。
むやみに食べることを避けていてもアレルギーが予防できるわけではないので、アレルギーに対して正しい知識をもち、不安な場合は医師に相談してみましょう。
水道水が原因となるアレルギー
水道水の塩素について
アトピー性皮膚炎の原因として疑われているのが、水道水に含まれる塩素です。
水道法では塩素は水道水中の残留塩素を0.1mg/L以上保持するように定められており、健康への悪影響は基本的にはないとされていますが、免疫力の低い人やすでにアレルギーを保有する人は、水道水が原因でアレルギーになったり、症状が強くなったりするおそれもあるようです。
水道水の塩素を除去した水
妊娠中から授乳期にかけては、できるだけ多くの水分を摂る必要があります。
おなかの赤ちゃんのためにも、お母さんが口にする水はできるだけ塩素や不純物を除去したお水を飲むようにして、アレルギーのリスクを減らしたいものです
妊娠中から「安心なお水」という視点で選ぶなら、高性能で浄水したお水が定額制で使える水道直結ウォーターサーバー ウォータースタンドを検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
- 食物アレルギーは、特定の食べ物に含まれるアレルギーの原因となる物質を摂ることで、体にさまざまな症状が現れるアレルギー。
- アレルギーをおこしやすい特定原材料を知り、初めて赤ちゃんに与えるものについては少量から始めるようにし、変化がないか観察する。
- 水道水に含まれる塩素は健康への悪影響があるわけではないが、授乳期にはふだんより水分摂取量が増えるため、できるだけ塩素を取り除いた水を飲んで、アレルギーのリスクを減らす。
- 参考
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- 「はじめての離乳食」上田 玲子 (監修)主婦の友社
- 「アレルギーのない子にするために1歳までにやっておきたいこと15」古賀 泰裕 (著)毎日新聞出版
- キレイライフプラス「離乳食で気をつけたいアレルギーについて」http://www.kireilife.net/
- 厚生労働省、2019年改訂版「保育所におけるアレルギー対応ガイドライン」https://www.mhlw.go.jp/content/000511242.pdf
- 消費者庁「加工食品の食物アレルギー表示ハンドブック」https://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/food_sanitation/allergy/assets/food_labeling_cms204_210514_01.pdf
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