マイボトルを使うということ
ウォータースタンドのある暮らし
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『マイボトル』は、私たちが手軽に実践できるリユースの具体的な取り組みのひとつです。手軽に買って飲めるペットボトル入りのドリンクは便利ですが、増え続けるペットボトルごみが懸念されています。 ペットボトルをマイボトルに変えることで、豊かな環境を未来に残すと同時に、健康維持や毎日のドリンク代の節約ができます。

知っていますか?「海洋プラスチックごみ問題」
海洋プラスチックごみ問題とは、プラスチックごみが海洋汚染や生態系に及ぼす影響を問題視したものです。そして海洋プラスチックごみの約8割は私たちの生活から出たものです。
プラスチック製のペットボトルや容器などが、適切な処分をされないことで河川から海に流れ着き、やがて海洋プラスチックごみになります。

プラスチックは環境中で自然分解されず、マイクロプラスチックとして半永久的に海に漂い続けます。それを海洋生物がエサと間違え誤飲をすると、プラスチックに付着する有害物質が体内に蓄積されていきます。
結果、食物連鎖から私たちの体内にも蓄積しているのではないかと懸念されています。
マイボトルを使う4つのメリット
マイボトルは飲みたい時にすぐ飲める手軽さが魅力です。夏場には「熱中症対策」の水分補給アイテムとしても、私たちの暮らしに定着しつつあります。 ここでは4つのメリットとして挙げてみました。
プラスチックごみの削減

ペットボトル飲料からお気に入りの水筒やタンブラーなどのマイボトルへ切り替えるだけで、プラスチックごみ削減につながります。 ひとりひとりがサステナブルな意識を持つことで、未来の環境を守ることができます。
飲み物代の節約でお財布にやさしい

日本人の平均値といわれるペットボトルなどの飲料本数は年間160本。毎日150円のペットボトルを1本買えば、1ヶ月で4,500円、年間54,000円の出費です。そう考えると結構な出費になります。ペットボトルで買っていたお水やお茶からマイボトルに入れたものを飲むだけでもかなりの節約になります。
環境に貢献

マイボトルやタンブラーを使うことで、ペットボトルやプラ容器の削減につながります。また、使い捨て容器のゴミが減ることで、燃やすときに発生するCO2の削減になります。 コンビニやカフェでは、ボトルやタンブラー、マグカップを持参すると、割引価格で飲める店もあります。
どこでもカフェ

機能性の高いステンレスボトルが普及したため、いつでも飲みたいときにちょうどいい温度の飲み物を飲むことができます。お気に入りのリーフティーやこだわりのコーヒーなど、好きなときにどこでも飲むことができます。また、マイボトルに水を入れて持ち歩けば水分補給ができ、脱水症予防や健康効果が期待できます。
民間の給水スポットの広がり
日本では自動販売機の普及率が高く、飲み物が欲しいときにいつでも手軽に買えるため、身近で欠かせないものです。 しかしここ数年で、さまざまな企業がマイボトル普及活動をおこない、少しずつ民間の給水スポットも広がってきています。
- ・「象印マホービン株式会社」
- 2011年よりフジロックフェスティバルに協賛し、「出張!給茶スポット」としてマイボトルを持参した来場者の水分補給をサポート。
- ・「サーモス株式会社(THERMOS)」
- マイボトルでコーヒーを提供するコーヒーショップ「THERMOS COFFEE TO GO」をオープン
- ・「良品計画」
- 無印良品の一部店舗に給水機を設置し、「水ボトル」の給水サービスを開始。
- ・「イケア・ジャパン」
- 東京・原宿にオープンした店舗に、誰でも無料で利用可能なマイボトル用の給水スポットを設置
ウォータースタンド「給水スタンド」の取り組み
ウォータースタンドの環境貢献効果
地球環境保全に向けたプラスチックごみ削減が社会課題となっている今、プラスチックボトルが不要な水道直結のウォーターサーバー『ウォータースタンド』が注目を浴びています。
『ボトルフリー』とは、飲用だけでなくお料理など多様なシーンで使用するお水が、ペットボトルやプラスチックボトルを使用せずに、美味しく、使い放題であることを表現しています。
さらに、業界初『瞬間冷温水機能』を搭載した機種、「ガーディアン」は、電気代約150円でおサイフにも地球にも優しいウォーターサーバーです。
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