ウォータースタンド&マイボトルでペットボトル削減
水道直結ウォーターサーバー
ウォータースタンドのある暮らし
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繰り返し飲み物を入れて使える『マイボトル』は、ごみを減らせるサステナブルなものです。とりわけ海洋汚染で問題になっているプラスチック製のペットボトルや容器などのごみが、適切な処分をされずにいると、河川から海に流れ着き、やがて海洋プラスチックごみになります。
ここでは、ウォータースタンド株式会社が取り組む、水道直結ウォーターサーバーとマイボトルの利用についてご紹介しています。
ペットボトルごみの限界
ペットボトルの原料となるポリエチレンテレフタラート(PET)は自然回帰が難しい素材で、リサイクルするとしてもかなりのコストがかかります。従来のペットボトルに代わる新素材の開発が期待されていますが、製造コストの問題により、現行のペットボトルを市場からなくすことは難しいです。
日本で増え続けるプラスチックごみは年間で900万トンといわれています。そしてほぼ同量のプラスチック製品がごみとなって捨てられています。廃プラスチックの輸出先であった中国が輸入を禁止したため、行き場を失ったプラスチックごみは飽和状態になりつつあります。
このままでは、処理できない大量のプラスチックごみが国内にたまっていくことになります。
マイボトルを使用することの3つのメリット
近年、健康意識の高まりや環境への配慮から、マイボトルを使用する人が増えつつあります。オフィスや学校・外出先でもマイボトル・カップ・タンブラー・水筒などに入れて持ち運ぶことは、どのようなメリットがあるのでしょうか。
- 保冷機能のあるステンレスボトルなら、ちょうどいい温度の飲み物が飲めます。いつでも水分補給できるようになると、健康な体を維持でき、熱中症対策にもつながります。
- 外出先で喉が渇いてその都度飲み物を買っていた場合、月に約4,500円のお金を使っていることになります。(1本150円/30日として換算)マイボトルに水を入れて毎日持ち歩くことで、お金の節約になります。
- ペットボトルやプラスチック容器の削減につながります。また、使い捨て容器のごみが減ることで、プラスチックごみを燃やすときに発生するCO2の削減になります。
ウォータースタンドとマイボトル
ウォータースタンド株式会社(以下ウォータースタンド)では、ウォータースタンドのお水を繰り返し使えるマイボトル等に入れて持ち歩くというスタイルを提案しています。散歩に出かけるときにも、職場にも、デスクに置いておくとボトルに手を伸ばしてすぐに水分補給ができます。
マイボトルを携帯することが脱プラスチック対策と同時に水分補給が手軽にできるようになります。
現在ウォータースタンドでは、水道直結ウォーターサーバーを公共の場へ設置し「給水スタンド(給水スポット)」として多くの方にお使いいただき、ペットボトル削減に取り組んでいます。おもにマイボトル活用を推進する自治体や教育機関と協定を結び、給水スタンド(給水スポット)の設置・拡大に努めています。
日頃から私たちがマイボトルを持ち、外出先でも給水ができれば、未来の地球環境に貢献していけるのではないでしょうか。
ウォータースタンドはどんなもの?
ウォータースタンド事業の環境貢献効果
ウォーターサーバーを「リーズナブルに」「安心して」「自由に」使えるようにしたのが、ウォータースタンドです。 水道直結ウォーターサーバーウォータースタンドは、コンパクトなサーバー本体の中でよりおいしいお水に浄水します。料金は月々の定額制レンタルで、安心してお使いいただくためのサポートが付帯します。
水を買って飲むのが当たり前になっている時代ですが、ペットボトルの入ったミネラルウォーターや宅配水で購入していたものを、ウォータースタンドに替えるという選択肢ならプラスチックごみを出すこともなく、環境問題の解決法のひとつとなるのではないでしょうか。
- 参考
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- 「地球が危ない!プラスチックごみ(1)海洋プラスチック 魚の量をこえる!?」幸運社 (編), 高田 秀重/ WWFジャパン/公益財団かながわ海岸美化財団(協) 汐文社
- 「海のプラスチックごみ調べ大事典」保坂 直紀(著) 旬報社
ウォータースタンドが取り組んでいること
- ウォータースタンドの環境貢献効果
- プラスチックボトルが不要なウォータースタンドは、誰もが使用できる水道水を活用する環境負荷の低いウォーターサーバーです。ウォータースタンドの普及とマイボトル文化の醸成に取り組み、ペットボトルゴミ削減と持続可能な社会の形成に貢献します。
- 産官学の連携
- ウォータースタンドを「給水スタンド(給水スポット)」として公共の場へ設置し、マイボトル活用を推進する自治体と協定を締結することでペットボトル削減に取り組んでいます。
また、環境問題・生態系などの研究者との交流を通した学術機関との連携や、環境課題について学んでいる学校へ訪問し、生徒さんとの意見交流会、出前授業などを実施しています。
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