ウォーターサーバーのカビ対策について
水道直結ウォーターサーバー
ウォータースタンドのある暮らし
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ウォーターサーバーにカビが発生してしまったら? 安心・安全なはずのウォーターサーバーも、使い方やお手入れ方法を間違うと、カビが生えたり水垢がついたりすることがあります。 ここでは、ウォーターサーバーのどんなところにカビが発生するのか、その要因やお手入れ方法についてご紹介します。

カビが生える3つの条件
カビは、ある一定の条件がそろうと繁殖します。梅雨の時期だけでなく、冬に結露が起こりやすい時期もカビ発生の原因になります。
- 温度・・・・25~30℃
- 湿度・・・・70%以上
- 栄養分・・・ホコリや水垢などの汚れ
ウォーターサーバーにカビが発生する2つの要因
塩素などが含まれていないから
ウォーターサーバーの水は工場でボトル詰めされるときに加熱殺菌などの処理はされていますが、水道水のような塩素消毒はされていません。
注水口が外気にさらされているから
サーバーの注水口は外気に触れるため、菌やカビ・ホコリなどが付きやすくなっています。また、飲み物を注ぐときに手が注水口に触れたり、コーヒーやインスタント食品にお湯を入れる際に液体が飛び散ると、そこから雑菌が入り繁殖してしまうことがあります。
ウォーターサーバーのカビが生えやすい4つの場所
- 注水口
- 注水口は常に濡れた状態になりがちで最もカビが発生しやすい箇所のひとつです。注水口の内側は見えづらく、日ごろのお手入れをしていないとカビが発生しやすくなります。
- 水の受け皿
- 水の受け皿は気付けばホコリや水がたまったままの状態になっていることがあります。濡れた状態で放っておくとカビが発生しやすくなります。
- ボトル差込み口
- 交換用のボトルの差込み口は、ボトル交換の際にこぼれた水をそのままにしておくとカビの原因となります。
- ボトル
- ボトル内部は衛生的な状態が保つことができるようになっていますが、交換の際に汚れた手で触っていると、当然ボトルの外側にはカビが繁殖しやすくなります。

ウォーターサーバーの設置場所を工夫する
適切な場所 〇
◎太陽の光が直接当たらない場所
◎低温低湿の場所
◎ホコリやダニがつきにくい場所
不適切な場所 ×
×湿気がこもりやすい場所
×部屋干しを行うような場所
×風通しのよくない場所
ウォーターサーバーのお手入れ方法
ウォーターサーバーのカビの発生を防ぐには、よけいな水分を拭き取って乾燥した状態を保つことです。ウォータースタンドを例に、お手入れ方法をご紹介します。
外面

外装にホコリが積もらないように定期的に拭き、カビ発生のリスクを抑えます。水を含ませた柔らかい布などを絞って拭いてください。
抽出口

清潔な布巾やキッチンペーパーなどを少し濡らして定期的に拭いてください。抽出口の内側は綿棒を使って拭くのがお勧めです。
水の受け皿

気付けばホコリや水がたまったままの状態になっていることがあります。こぼれた水が溜まりがちな水受け皿は取り外して、中性洗剤で洗って乾燥させるようにしましょう。
詳しくはウォータースタンドが公開しているお手入れ方法や、ご使用メーカーが公開しているお手入れ方法を確認しながら利用状況に応じたメンテナンスをすることをお勧めします。
「ウォータースタンドのお手入れについて」
カビ対策はメーカーの定期メンテナンスが最適
ウォーターサーバーをご自分でメンテナンスしたとしても、どうしても気付かないうちに汚れが蓄積してしまいがちです。とくにタンク内の掃除は所定の手順や適した用具を使わないとかえって不衛生になるリスクがあります。
ウォータースタンドは無料の定期メンテナンスを専門スタッフが行います。ウォーターサーバーの利用環境によっても汚れ方が異なりますので、日頃のメンテナンスについても専門スタッフにアドバイスを求めることができます。
メンテナンスの頻度や内容は各メーカーによって異なりますが、定期メンテナンスを行っている各メーカーのプロにお任せしましょう。
「専任スタッフがサポート」
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