ウォーターサーバーのカビの原因と対策法
ウォータースタンドのある暮らし
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ウォーターサーバーは、使い方やお手入れを怠ると、カビや水垢が発生してしまうことがあります。
ここでは、ウォーターサーバーのカビの原因と対策、ウォータースタンドのお手入れ方法などをご紹介しています。

ウォーターサーバーでのカビ発生要因とカビが好む3つの条件とは?
カビは梅雨だけでなく、結露になりやすい冬場にも繁殖しやすくなるため、注意が必要です。
ウォーターサーバーにカビが生える原因も、カビが生える条件と密接に関わっています。
ウォーターサーバー特有のカビ発生要因
- 塩素を除去した水
- 日本の水道水は、カビや雑菌の繁殖を抑える塩素が含まれていますが、ウォーターサーバーの水には含まれていません。
- そのため、カビが繁殖しやすい環境にあると言えます。
- 電源を切ることによる影響
- 電源を切ると、水温調整機能が働かなくなるため、室温が上がると水タンク内がぬるくなり、カビが繁殖しやすくなります。
- 長期の留守で利用しない場合は、カビ防止のために水抜きなどの適切な対処が必要です。
- メンテナンス不足によるもの
- ウォーターサーバーの出水口は外気にさらされているため、定期的な清掃をしないと、カビの栄養分となるホコリや水垢などが溜まりやすくなります。
カビが生える3つの条件

温度
カビは、20℃から30℃程度の暖かい場所を好みます。
室内にあるウォーターサーバーは、カビが繁殖しやすい温度環境とも言えます。

温度
カビは湿度の高い環境を好みます。
例えば温度25℃の場合、相対湿度が70%を超えるとカビの繁殖スピードは急激に速まり、90%ではわずか2日で目に見える程度まで繁殖すると言われています。※
ウォーターサーバーの内部、特に温水が出る部分は、水滴がつきやすかったり結露したりして、湿度が高くなりやすいので注意が必要です。
- 引用元: 文部科学省「カビ対策マニュアル実践編」

栄養
カビは、ホコリや水垢、皮脂などの汚れを栄養源とします。
抽出口、タッチパネルなど、コーヒーやカップ麺を作る際に飛び散った水滴などが、カビの餌となることがあります。
ウォータースタンドの除菌機能つきウォーターサーバー
衛生面を重視してウォーターサーバーを選ぶなら、除菌機能のあるウォータースタンドがおすすめです。
除菌機能搭載

ウォータースタンド「ピュアライフ」には、UV-LED除菌機能が搭載されています。
常温水タンクと抽出口は6時間ごとにUV照射します。
これにより抽出口やタンク内を自動で除菌し、カビや雑菌の繁殖を抑制します。
セルフメンテナンスのしやすさ

お客様ご自身で簡単にお手入れやフィルター交換ができる「セルフメンテナンス」機種をおすすめしています。
無料で定期的に配送される浄水フィルターを交換することで、フィルター内部に汚れが溜まるのを防ぎ、カビや雑菌などの不純物を除去した水をご利用いただけます。
水道直結ウォーターサーバーの卓上タイプの「アイコン」もセルフメンテナンスです。
ウォーターサーバー
スタンドタイプ ピュアライフ
- 出水口やタンク内を自動でUV-LED除菌
- スタイリッシュなデザインで、どこでも設置可能
- 給水タンクは取り外して洗えるので衛生的

ウォーターサーバー
卓上タイプ アイコン
- 6時間未使用時に自動的にUV-LEDで除菌
- 1年に1回、流路モジュール(出水口)の交換で衛生的
- 水栓とサーバーが直結しているため、給水が不要

手間なく便利に使える
水道直結ウォーターサーバー
「アイコン」は、初期費用・撤去費用が無料で契約期間のしばりもなし。
初回契約のお客様限定で、初月を含む最大3か月間は通常4,400円(税込)のところ、2,200円でご利用いただけます。
お申込みはこちらウォータースタンドのお手入れ方法
ウォーターサーバーのカビの発生を防ぐには、日ごろのメンテナンスをしっかりと行うことが大切です。
ここでは、ウォータースタンドの「ピュアライフ」の具体的なお手入れ方法をご紹介します。
ピュアライフ
- 給水タンク
- 2~3日に1回、タンクは取り外して、中性洗剤をつけた清潔な柔らかいスポンジで洗い、流水でよくすすいでください。
- 洗い終わったら、乾いたタオルで外側の水滴をしっかり拭き取り、カバーを取り付けてください。
- タンクにセットする前には、本体の内側も除菌タオルで拭くとさらに衛生的です。
- 本体の拭き掃除
- 1~2週間を目安に、乾いた柔らかい布で拭いてください。汚れが目立つ場合は、少し水を含ませた布で拭き取ると良いでしょう。
- 抽出口付近
- 週に1回を目安に、除菌シートや除菌タオルで汚れを拭き取ってください。手の届きにくい場所は綿棒を使うと便利です。
- 受け皿
- 汚れたらすぐに清掃してください。本体から取り外して中性洗剤で洗い、しっかりと水気を拭き取ってから本体にセットしてください。
- 背面
- 月に1回程度、放熱板などに溜まったホコリを掃除機で吸い取った後、水を含ませた布などで拭き取ることをおすすめします。




カビを発生させないための適切な設置場所
ウォーターサーバーは、設置場所によってはカビが発生しやすい環境になります。
以下の点に注意して設置場所を選びましょう。
湿度が低い場所
洗面所や浴室の近くは、湿度が高くなりやすいため、ウォーターサーバーの設置には不向きです。
できるだけ湿気のこもりにくい場所を選びましょう。
風通しの良い場所
空気が滞留すると湿気がこもりやすくなり、カビが繁殖する原因になります。
風通しが良く、乾燥しやすい場所に設置するのが理想的です。
サーバーと壁・家具の間は空ける
ウォーターサーバーの背面には、放熱のためのスペースが必要です。
背面だけでなく、側面も少し隙間を空けて設置し、空気がスムーズに流れるようにしましょう。
UV除菌機能搭載の
ウォータースタンドで
カビ対策!

ウォータースタンドのセルフメンテナンス機種は、コストパフォーマンスもよく、衛生面や利便性など、さまざまなメリットがある浄水型ウォーターサーバーです。
カビや雑菌の繁殖を抑えるUV除菌機能で、いつでも清潔でおいしい水をお楽しみいただけます。
まとめ
ウォーターサーバーのカビの発生を防ぐためには、カビが生える条件を知り、適切な対策をすることが大切です。
ウォーターサーバーの設置場所や定期的なお手入れを確認し、習慣にしましょう。
ウォーターサーバーの除菌機能付きサーバーを選ぶことで、さらにカビの発生リスクを低減し、衛生的にウォーターサーバーを使い続けられます。
買い替えや新たに導入を検討する際は、ぜひ「ウォータースタンド」を選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。
- 参考
-
- 東京水道局「水道水と塩素消毒」https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/suigen/topic/07
- 東京水道局「水質<水道水がいつもと違う>」https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/faq/qa-20
- 一般財団法人中部微生物研究所「水道水のトラブル解決法~原因と対策」https://www.tyuubi.or.jp/water/water-trouble7.html


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