ウォーターサーバーで楽しむハーブティー
ウォータースタンドのある暮らし
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ハーブティーは、癒し効果や天然の薬ともいわれ、健康や美容に関心のある方に人気の飲み物です。
ここでは、香りや種類も豊富でノンカフェイン、さまざまな効能があるハーブティーをよりおいしくするお水、ウォーターサーバーに注目してみましょう。
ウォーターサーバーで淹れるハーブティー
ハーブティーを淹れるときは沸騰したお湯を注ぐことが推奨されていますが、ここでは水道直結ウォーターサーバー ウォータースタンドを使ってハーブティーを淹れてみました。
ティーバッグの場合▶1パック1人分(150ml~180ml程度)
リーフの場合▶ティースプーン山盛り1~2杯程度で1人分(150ml~180ml程度)
【準備】
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STEP 1
ウォータースタンドのお湯でティーカップを温める。 -
STEP 2
ティーポットにハーブの茶葉を入れる。 -
STEP 3
ティーカップ1杯(150cc)に対して、ティースプーン1杯程度(花なら約0.1g、種なら約3g)を入れる。 -
STEP 4
ウォータースタンドのお湯をポットに注ぐ。 -
STEP 5
お湯がいきわたるように、のの字を描くよう注ぎ、ふたをして蒸らす。(花・葉・茎は約3分、実・種・根・皮は約5分) -
STEP 6
ポットのお湯をカップに注ぐ。
ハーブティーをよりおいしくするお水
ハーブティーを淹れるのに適した水はまろやかな味が特徴の軟水です。日本の水道水はほとんどが軟水ですので、ハーブティーを淹れるのに適しています。
水道水に含まれるカルキ臭や塩素臭が気になるようであれば、浄水器やウォーターサーバーを利用するという選択肢もあります。
ウォータースタンドは、安心安全なお水が飲める、定額制の水道直結ウォーターサーバーです、水道水をタンク内構成のフィルターで浄水するので、従来のボトル型ウォーターサーバーと違い、重たいお水の交換やお水の購入、お水のストック場所などの心配も一切不要です。
ハーブティーについて
ハーブティーとは、おもに薬効などのある植物を乾燥させたものを煎じて飲むお茶のことです。ハーブ(英語“Herb”)の語源はラテン語の“Herba(ヘルバ)”で『草』という意味です。薬のように症状を抑え込もうとするのではなく、「自然の力」で体を元の状態に戻そうとする働きがあります。ハーブのもつ香り、味、色、有効成分が私たちの心と体のバランスを整え、人間が本来持つ自然治癒力を高めます。即効性はありませんが副作用の心配がなく、長く飲み続けるほど、より効果を実感できるといわれています。
ウォーターサーバーのお水で淹れたハーブティーは、ハーブ本来の味や色、香りが抽出されやすくなります。ウォーターサーバーならいつでも飲みたいときに温水や冷水を入れて飲めます。
フレッシュハーブとドライハーブ
ハーブティー用のハーブには、「フレッシュタイプ」と「ドライタイプ」があります。フレッシュハーブの特徴は新鮮な香りが楽しめること。一方ハーブに含まれる健康成分を効果的に抽出できるのは「ドライハーブ」。インターネットやお店でも手に入れやすく、長期保存が可能なので、毎日続けて飲むのであればドライハーブがおすすめです。
どんなハーブがいいのか分からない場合は、ハーブティー専門店での試飲や相談をして、おいしく飲めるものを選ぶとよいでしょう。
ハーブティーの効能は?
ハーブの成分は約6時間で体外に排出されると言われています。カフェインを含まないハーブティーなら水分補給としての役割もあります。1日に何回かに分けて飲むことをおすすめします。
ハーブティーは女性だけでなく、慢性的に体の悩みを抱えている方の症状の改善にも効果的です。
効能別にハーブをご紹介していますので参考にしてみてください。
美白効果
ヒース~美白のハーブ
美容液に使われるアルブチンという美白成分を含むため、シミの原因となるメラニン生成を阻害し、美容・美肌に効果があるといわれています。
ローズヒップ~ビタミンの爆弾
ビタミンCはレモンの約20倍ともいわれていて、美肌効果や疲労回復効果も期待できます。シングルでもおいしく飲めますが、ハイビスカスとブレンドするのもおすすめです。
バタフライピー~美白・美肌効果
鮮やかな青い花を咲かせるバタフライピーは、東南アジアを原産とした、花弁を使うハーブティーです。アントシアニンという物質が含まれており、疲れ目の回復やアンチエイジングにも効果があるといわれています。
リラックス効果
カモミール~眠りを誘ってくれる「大地のりんご」
リラクゼーション効果が高く、不眠症やイライラの解消に力を発揮するといわれています。りんごのような甘い香りがする植物で、食べ過ぎたときの消化促進効果や食欲不振の時にも効果的です。
風邪・インフルエンザ予防
エキナセア~インディアンのハーブ
抗ウイルス作用や抗感染作用があるため、インフルエンザや風邪ウイルスが猛威をふるう季節に最適のハーブティーです。また体内の免疫力を高める効果があるので、花粉症にもよいといわれています。
風邪の初期症状・アレルギー症状
エルダーフラワー
マスカットのような甘い香りが漂うエルダーフラワーは、利尿作用と発汗作用に優れています。くしゃみ、鼻水、目の充血などアレルギー症状をやわらげるとされています。
ネトル~貧血予防・アレルギー症状を抑える
ネトルは爽やかな香りがするハーブです。ビタミンや鉄分、カルシウムなどの栄養素が多く含まれているので、貧血の予防ができ、妊娠中の方にもおすすめです。
鎮静効果
ペパーミント~天然の胃薬
消化促進や鎮静作用があるため、胃の調子が悪い、頭痛がするといった症状に働きかけてくれます。胃腸の改善を目的とする場合は食後がおすすめです。
※母乳の抑制作用があるため、出産後の飲用には注意が必要です。
疲労回復効果
ハイビスカス~芳醇な甘い香り
赤いルビー色が特徴的なハイビスカスは、クエン酸やビタミンCが多く含まれており、疲労回復や眼精疲労に効果があります。カリウムも豊富に含まれるので、二日酔いやむくみを改善したいときにもおすすめです。
効果・効能 | ハーブの種類 |
美肌・美白・アンチエイジング | ヒース・ローズヒップ・バタフライピー など |
風邪 | エキナセア・エルダーフラワー など |
のどの痛み・咳 | マロウブルー・リコリス など |
胃痛・腹痛・鼻水・鼻づまり | ペパーミント・ユーカリ など |
安眠・リラックス | カモミール・リンデン・ラベンダー など |
生理痛・更年期障害 | カモミール・ラズベリーリーフ など |
花粉症症状の抑制 | エキナセア・エルダーフラワー・ネトル など |
疲労回復 | ハイビスカス・はと麦 など |
- 参考
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- 「喫茶手帳」作山 若子(著)日本ティーコンシェルジュ協会(監修)東京書籍
- 「日本のハーブ事典~身近なハーブ活用術」村上 志緒 (編集)
- 「お悩み別 こころとからだを癒すレシピ ハーブティーブレンド100」しばたみか(著) 山と渓谷社
- 「からだに効くハーブティー図鑑」板倉 弘重 (監修)主婦の友社
- 美ビッドスマイル「ハーブティーでヘルシー&ビューティ1 内側からキレイを育む」 https://www.kanebocos.net/food/20190913/
- 生活の木ライブラリー「おいしいハーブティーの淹れ方」 https://www.treeoflife.co.jp/library/nutritiouslife/recipe/202103237585.html
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