水太りとはどのようなもの？

水分・塩分の摂りすぎ

水分を過剰に摂取すると、余分な水分を排出できずにむくみが生じることがあります。

また、塩分(ナトリウム)を過剰に摂りすぎても、塩分濃度を薄めようとして水分を溜め込みやすくなります。

栄養バランスの偏り

カリウム不足など、特定の栄養素が不足するとむくみやすくなることがあります。

冷え

体が冷えると、血行が悪くなり、水分がスムーズに排出されにくくなります。

運動不足

長時間同じ姿勢で座っていたり、運動不足による血行不良は、体内の水分代謝を滞らせる原因になります。

ホルモンバランスの乱れ

生理前などはホルモンバランスが変化し、体が水分を溜め込みやすくなることがあります。

不規則な生活習慣

睡眠不足やストレスなども、自律神経の乱れから水分代謝に影響を与えることがあります。

水分補給をする場合は、一度に大量の水を飲むのではなく、コップ1杯程度（150～200ml）をこまめに摂るのが理想的です。

また、冷たい水は体を冷やし、代謝を低下させる可能性があります。できるだけ常温水や白湯を意識的に摂りましょう。

利尿作用のあるカフェインやアルコールは、一時的に水分を排出しますが、かえって体が水分を溜め込もうとするので避けましょう。

適度な運動

ウォーキングをする、室内でできるストレッチやヨガなど、軽い運動をすると血行がよくなり代謝があがります。下半身の筋肉を鍛えると血流改善に効果的です。

カリウムを含む食品を摂る※

カリウムには体内の余分な塩分を排出する働きがあります。野菜、果物、海藻類などを積極的に摂るようにしましょう。

体を温める

シャワーで済ませず、湯船（約38～40℃）に浸かり、血行を促進しましょう。

マッサージ

むくみやすい部分をマッサージすることで、血行やリンパの流れを促進する効果もあります。

• 参照元：公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネット「カリウムの働きと1日の摂取量」