美容に効く白湯(さゆ)の飲み方
ウォータースタンドのある暮らし
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白湯(さゆ)は美容や健康にうれしい効果がたくさんあると言われています。
ここでは、白湯を飲むとどんな効果が期待できるのか、白湯の正しい飲み方やおすすめの作り方についてもご紹介しています。
白湯にはどんな効果があるの?
冷え性や体質改善などに悩む女性を中心に、白湯を飲むだけという手軽な方法は、人気の美容・健康法として実践する人も多いようです。
白湯に期待できることは?
基礎代謝アップ
白湯を飲むと、全身の血の巡りがよくなり基礎代謝が上がりやすくなります。
内臓の温度が1℃上がると基礎代謝が約10~12%上昇すると言われ、脂肪燃焼効果が期待できます。
便秘解消
水分を十分に摂ることは、胃腸が刺激されるので腸内環境が整いやすくなります。さらに白湯を飲むことで内臓が温まり腸の動きが活発になるため、デトックス効果も期待できます。
冷え性改善
女性に多い冷え性は、寒暖差や胃腸の冷え、自律神経の乱れなどの原因でおきやすくなります。
白湯を飲むと内側から体を温めてくれるので、血流がアップし、冷え性の改善にも効果が期待できます。
肩こりや腰痛の緩和
冷え性とも関連していますが、体が冷えると血流が悪くなるため、肩こりや腰痛の原因にもなります。
白湯を飲むことで、血流がアップし、肩こりや腰痛の改善につながるとされています。
美白や美肌
白湯は体を温め動脈や毛細血管を広げ、血液の流れをよくする働きがあります。
血流がよくなることで、体内の老廃物が排出されやすくなります。
その結果、肌のターンオーバーが整い、肌トラブルの解消にもつながります。
白湯が免疫力を高めると言われるのは?
ウイルスや細菌から体を守ってくれる免疫力を高めるには、体温を上げることです。
免疫力は年齢とともに低下し、高齢になればなるほど命に関わる病気や感染症にかかりやすくなると言われています。
免疫細胞には「がん細胞」や「ウイルス感染細胞」を攻撃してくれる「NK細胞」があり、体温が36.5℃以上で活発に働きます。
体温が1℃上がると一時的に最大5~6倍も免疫力が上がるのに対して、1℃下がると免疫力は30%下がると言われています。
病気で発熱するのは、体が体温を上げて免疫細胞を活性化させ、病気と戦う力を上げようとする働きなのです。
免疫力とは
免疫力とは、一度病気にかかったら二度とかからない、あるいは抵抗ができる生体反応です。インフルエンザのウイルスや病原菌などの体にとっての異物が体内に侵入すると、体の免疫システムが働き、侵入してきた異物から体を守ります。
体内で発生したがん細胞などにも対応します。
花粉症の緩和
アレルギー症状は、腸の状態と直結していると言われています。体内の水分が少ないと腸の働きが鈍くなり、体内の水分が多いと老廃物を洗い流して免疫力アップ、そしてアレルギー症状の緩和といった相乗効果がうまれます。
白湯をゆっくりと飲むことで、体内が温められ免疫力がアップします。くしゃみや鼻水などのつらいアレルギー症状の緩和にも効果が期待できると言われています。
白湯とお湯は違う?
呼び方が違っているだけで同じ意味ととらえている人も多いかもしれませんが、白湯とお湯は作り方に大きな違いがあります。
- 白湯
- 水を沸騰させた後、50℃程度の温度まで冷ました飲み物のことを言います。
- お湯
- 沸騰までしていないが熱い水のこと。
- 湯冷まし
- 沸騰させたお湯を常温に冷ましたもの。
毎日の白湯生活に
ウォータースタンド
飲みたいとき、すぐに白湯を作れるウォータースタンドなら、白湯作りも簡単。
温水、冷水、常温水をワンタッチで作れる浄水型ウォーターサーバーだから、 水を沸かす手間も、冷ます時間も不要です。
白湯の効果的な飲み方
人の体が1日に必要とする水分量は、体型や男女差でも変わりますが、1.5~2Lです。
1日に飲む白湯の目安は約600~800mlなので、3~5回に分けて味わうようにゆっくりと飲むようにしましょう。
白湯の温度は体温よりもやや高い50℃前後。カップに入れたときに「少し熱いかな」と感じるくらいが適温です。
体温より少し熱めの白湯を飲むとスムーズに体内に吸収されやすく、健康効果も得やすくなります。
※白湯の温度は、季節やその日の体調によって調節しましょう。
朝の白湯
寝ているあいだに失われた水分を補うためにも、朝起きてすぐの空腹状態のときに白湯を飲むようにしましょう。
食前・食後の白湯
食べたものの消化吸収を促進するという意味から、食事の30分前に白湯を飲むと、消化を促しやすくなります。
食後は、30分~1時間ほど経って胃が落ち着いた状態で白湯を飲むようにしましょう。
寝る前の白湯
就寝30分程前に飲む白湯は、リラックス効果があります。
体温と同じくらいの白湯を、ゆっくり飲むと体も温まり寝つきもよくなります。
ウォーターサーバーで白湯作り
美容や健康を意識して白湯を飲み続けてみたいけれど、「朝忙しくて白湯を作る時間がない」、「白湯はおいしくない」という方は、お湯や冷水が出るウォーターサーバーならいつでもすぐにおいしい白湯が飲めます。
水道直結ウォーターサーバーで作る白湯作り
ウォータースタンドは、高機能な浄水フィルターで水道水をろ過し、冷水・温水・常温水をいつでも使えるようにしたウォーターサーバーです。
設置後は、浄水器で白湯を作る場合と比べてみても安全性や時間、手間もかからず、毎日の習慣として白湯生活が続けられるのではないでしょうか。
ウォータースタンド | 一般的な浄水器 | |
---|---|---|
安全性 |
塩素、有害物質ともに除去できる |
月齢の低い赤ちゃんには煮沸が必要 |
時間 |
温度設定があるため、温水、冷水を混ぜて使える |
一度沸かして冷ますため時間がかかる |
手間 |
ボトルの交換の必要なし フィルターは専門スタッフが定期的に交換 ※ |
2ヵ月から半年ごとのカートリッジ交換の必要あり |
※セルフメンテナンス対応機種は除く
白湯を飲んで
美容と健康生活を
白湯の効果を高めるには、毎日の白湯習慣が大切です。
白湯作りを楽にしたい方は、是非ウォータースタンドのウォーターサーバーを利用してみてはいかがでしょうか?
白湯をよりおいしく アレンジ白湯の効果
白湯だけではなかなか飲めないという人には、白湯に風味を加えて飲みやすく、身近な材料で簡単にできるアレンジ白湯をご紹介します。
白湯+はちみつ
はちみつを加えることで甘みが増し、飲みやすくなります。
はちみつには、殺菌・抗菌作用があり、水分を取り込む保湿作用があるため、喉の不調や痛みを緩和する働きがあります。
白湯+レモン
ビタミンCとクエン酸が豊富なレモンを入れた「レモン白湯」は、疲労回復&美肌効果も期待できます。あれば生のレモンを絞ったものを用意し、なければレモン果汁を使えばさらに手軽にできます。
白湯+しょうが
白湯に生姜を加えれば香りやピリッとした風味の白湯が味わえ、さらに体を温めてくれます。
生姜はすりおろしであれば小さじ1杯程度入れます。なければチューブの生姜を使いましょう。
白湯+スパイス
白湯にスパイシーな香辛料である、胡椒やコリアンダー・クミン・生姜などを加えるのもおすすめです。
粉末スパイスを加えることで満腹中枢が刺激され、食欲抑制効果も期待できます。
白湯の起源
白湯は約5000年もの歴史がある、世界最古の伝統医学であるアーユルヴェーダの考えに基づいています。アーユルヴェーダは、自然界の3つの要素である水・火・風の要素を満たすもので、人が持つ本来の自然治癒力を引き出して体を整え、健康な体を維持できると言われています。
白湯が、不要なものを体から排出して不調を治す飲み物と考えられていることから、現代では美容や健康法として注目されています。
まとめ
白湯の効果を高めるには、毎日の白湯習慣が大切です。
手軽な健康法として白湯作りを楽にしたい方は、ウォーターサーバーで続けられる美容と健康法をはじめてみてはいかがでしょうか。
白湯で期待される美容・健康効果
- 新陳代謝アップ
- 便秘解消
- 冷え性改善
- 肩こりや腰痛の緩和
- 美白・美肌
白湯の飲み方
- 白湯の温度は50℃前後
- 1日に飲む白湯の目安は約600~800ml
- ゆっくり味わうように飲む
- 朝・食前・食後・寝る前などに飲む
- 参考
-
- 「コップ1杯からのミネラルウォーター活用術」馬渕 知子(著)実業之日本社
- 「朝の一杯 白湯を飲むだけ健康法」蓮村 誠 (著) 日本文芸社
- 「カンタン! すぐ効く! 病気にならない「白湯(さゆ)」健康法」蓮村 誠 (著)PHP研究所
- 「大丈夫! 何とかなります 免疫力は上げられる」奥村 康 (監修) 主婦の友社
- 公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿ネットhttps://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/koureisha-shokuji/menekiryokuotakamerushokuji.html
- やさしいLPS「免疫を知ろう」https://www.macrophi.co.jp/special/category/lps-immunity/
- 日経ウーマン「『ショウガ白湯』で温め 解毒ダイエット」https://doors.nikkei.com/atcl/wol/magazine/15/022310058/122500092/
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