運動・スポーツ中の水分補給について
ウォータースタンドのある暮らし
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運動やスポーツ中の脱水症や熱中症を予防するため、水分補給が重要だということは知られるようになりました。しかし、「いつ、何を、どれくらい」補給すれば良いのかについてはご存じない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、運動やスポーツ中に適した水分補給のタイミングやポイントについてご紹介しています。

運動・スポーツ中の水分補給のタイミングとポイント
運動・スポーツ中の水分補給は、ふだんの水分補給と同様、喉が渇く前にこまめに飲むことが大切です。以下のタイミングとポイントを意識しましょう。
水分補給のタイミング

- 運動前(30分〜1時間前)
- コップ1~2杯(200~400ml)程度の水分補給をし、体内の水分量を増やしておきましょう。
- 運動中(15~20分ごと)
- コップ半分〜1杯(100〜200ml)程度の水分補給をしましょう。激しい運動や長時間にわたる運動の場合は、よりこまめに飲む必要があります。
- 運動後
- 運動量や発汗量に応じて、時間をかけてゆっくりと水分補給をしましょう。
- 体重が減少した分を目安に補給すると良いでしょう。
水分補給量が適切かどうかの確認方法

適切な水分補給ができているかどうかは運動前後の体重測定で知ることができます。
運動後に体重が2%以上減少していたら、運動中の水分補給が足りていないサインです。
30分以上の運動を行う場合はあらかじめお水を飲む量を決めておくと良いでしょう。
運動やスポーツ中の水分補給は「水」でよい?

うっすら汗をかく程度の運動なら水で十分です。
1時間を超える運動や激しい運動の場合は、汗とともに失われる電解質(ナトリウムなど)を補給できるスポーツドリンクが適しています。
ただし、スポーツドリンクには糖分が多く含まれているものもあるため、飲みすぎには注意が必要です。
運動・スポーツで避けたい飲み物

運動やスポーツ中に避けたい飲み物として、脱水症状を悪化させたり、体の負担になったりする可能性があるものもあります。
カフェインには利尿作用があり、体内の水分を排出させてしまう可能性があります。コーヒーや緑茶などは避け、麦茶などのノンカフェインのお茶を選びましょう。
運動後に飲むビールは格別だと感じるかもしれませんが、アルコールもまた強い利尿作用を持ち、脱水症状を悪化させる原因となります。
ウォーターサーバーを活用した効率的な水分補給
運動やスポーツを習慣にされている方にとって、水分補給は欠かせません。そこでおすすめしたいのが、ウォーターサーバーの活用です。

最近では、フィットネスジムにもウォーターサーバーが設置されていることも増え、いつでも冷たい水をすぐに飲める環境が整っている施設も多くなりました。
運動時の水分補給には、マイボトルに入れて持ち運びやすい「水」が最適です。
ウォーターサーバーがあれば、いつでも手軽においしい水が飲めるため、水分補給を習慣化しやすくなります。

自宅や職場にウォーターサーバーを導入することで、日常生活でもこまめな水分補給ができます。
スポーツドリンク専用のマイボトルを用意し、ウォーターサーバーの水でパウダーを溶かせば、スポーツドリンクをジムに持参することもできます。
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初回契約のお客様限定で、初月を含む最大3か月間は通常4,400円(税込)のところ、2,200円でご利用いただけます。
詳しくはこちら運動・スポーツ中の水分補給はなぜ必要?

人体の約60%を占める体液は、栄養素や老廃物の運搬、体温調節、体内環境の維持という重要な役割を担っており、常に一定量が循環し入れ替わっています。
体内の水分が失われることを「脱水」と呼び、脱水症状になると身体機能が低下し、運動能力も著しく損なわれます。
運動時は通常よりも大量の汗をかくため、失われた水分を補充する水分補給は非常に大切です。
運動の種類や強度、環境によって必要な水分量は異なるため、適切な水分補給の量と方法を知ることで、パフォーマンスの向上と怪我のリスク軽減に繋がります。
まとめ
健康的な運動習慣を行う上で、適切な水分補給は不可欠です。
炎天下でのスポーツは特に熱中症にもなりやすく、体に大きな負担がかかります。
自分がどのくらいの水分を必要としているのか、食事面での栄養バランスだけでなく運動するときの水分摂取量にも気をつけましょう。
より快適で効率的な水分補給を実現し、脱水症や熱中症の予防に役立ててみてはいかがでしょうか。
- 参考
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- 環境省「健康のため水を飲もう」推進運動https://www.env.go.jp/water/water_supply/nomou/index.html
- 日本スポーツ振興センター「パフォーマンスに差を生み出す水分補給作戦」https://pathway.jpnsport.go.jp/sports/column04.html
- 「患者指導のため水と健康ハンドブック」監修 武藤芳照/編集太田美穂/編集田沢俊明/編集永島正紀/編集日本医事新報社


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