「かくれ脱水」は冬に起きる?手軽に水分補給できる浄水型ウォーターサーバー
ウォータースタンドのある暮らし
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冬に起きやすい「かくれ脱水」をご存知でしょうか。
冬の乾燥した空気は、私たちの体から水分を奪いやすく「かくれ脱水」が起こりやすくなります。
ここでは、冬に注意したい脱水症状の原因と対策についてご紹介しています。

かくれ脱水ってなに?
かくれ脱水とは、自覚症状がないまま皮膚や呼吸から水分が失われている状態のことで、夏場より冬のほうが多くなる傾向にあります。
冬は寒いからとつい水分補給を忘れてしまいがちですが、実は冬こそ「かくれ脱水」に注意が必要な季節です。
不感蒸泄(ふかんじょうせつ)

人は、1日に約2.5Lの水分を排出していますが、排尿や発汗のように目で見て感じられるものとは違って、無意識のうちに蒸発する水分のことを「不感蒸泄」と呼びます。
不感蒸泄は何もしていなくても1日に約600~900mlの水分が失われると言われています。
かくれ脱水の症状

- カサ…手先などの皮膚がカサカサしている
- ネバ…口の中が粘る、食べ物が飲み込みにくい
- ダル…脱水の初期から表れる症状でダルさを感じる
- フラ…めまいや立ちくらみでフラっとする状態
冬のかくれ脱水の対策

乾燥していると喉や鼻の粘膜が乾燥し、感染に対する防御反応が弱まるので、免疫力の低下につながります。
そんな「かくれ脱水」を防ぐためには、手軽に水分補給ができる浄水型ウォーターサーバー ウォータースタンドがおすすめです。
ウォータースタンドは、水道水をろ過して、冷水・温水・常温水をいつでも好きなだけ楽しむことができます。
特に、冬は温かい白湯を飲む習慣をつけると、体の芯から温まり、乾燥対策にも効果的です。
こまめな水分補給

喉が渇く前に、意識して水や白湯を飲みましょう。
脱水しているときにはナトリウムやカリウムといった電解質を含む経口補水液が有効的です。
乾燥対策

部屋の湿度を上げることで乾燥を防ぎ、体の表面から逃げていく水分が減らせます。
加湿器の使用や、濡れたタオルを室内に干すだけでも加湿の効果があります。
体温調節

室内の温かい環境で厚着のままでいると、汗をかいて体が冷えてしまいます。
脱ぎ着しやすい服装で体温をコントロールしましょう。
子どもや高齢者への声かけ

大人に比べて体温調節がうまくできないお子さまや高齢者は、脱水になりやすい傾向があり「脱水弱者」と言われます。
本人が注意をするのにも限界があるため、家族や周りの方が声をかけてあげましょう。
かくれ脱水は
ウォーターサーバーで予防!

乾燥が気になる冬は、ウォーターサーバーを活用してこまめな水分補給をして冬の脱水症を予防しましょう!
浄水型ウォーターサーバー ウォータースタンドは、こまめな水分補給が習慣化しやすく、温水・冷水・常温水がいつでもすぐに飲めます。
なぜ冬にかくれ脱水になりやすいの?
乾燥
秋から冬にかけては、湿度が低く乾燥しがちです。
特に室内は気密性が高いために乾燥しやすく、エアコンなどの使用で湿度が10~20%も低下し、皮膚からの蒸発で肌の水分も失いやすくなります。
水分を控える
体が冷えるから、トイレが近いからという理由で飲み物を控えていると、気づかないうちに体内の水分が失われ、だるさや頭痛、発熱で脱水のリスクが高まります。
汗をかきにくい環境
冬は汗をかく機会が少なく、マスク着用などでさらにのどの渇きを感じにくくなるため、水分摂取量が少なくなります。
下痢・嘔吐など
冬は感染性やウイルス性の胃腸炎が流行します。
乾燥と低い気温はウイルスが好む環境で、感染力が強まりやすくなります。
こどものかくれ脱水の見分け方

赤ちゃんや小さい子どもは体液の割合が70~80%と高く、新陳代謝も活発です。
体温調節機能が未発達なので、気づかないうちにたくさんの水分を失ってしまうことも考えられます。
症状をうまく表現できないので、大人がかくれ脱水に注意してあげるようにしましょう。
※子どもの体調の変化は急激に進みます。不安な場合はかかりつけの小児科へ相談してください。
子どものかくれ脱水のサイン
- 皮膚や唇がカサカサしている
- 泣いたときに涙が出ていない
- 体調を崩し下痢や嘔吐の症状がある
手作り経口補水液の作り方


夏場の発汗による脱水やウイルス感染からくる下痢・嘔吐による冬の脱水では、ナトリウムに加えてカリウムもたくさん失われます。
経口補水液は脱水症を起こしているときに有効な飲料ですが、買い置きがなく緊急で必要な場合は、自宅で簡単に経口補水液が作れます。
基本の経口補水液
材料・作り方
材料/1リットル分
- 水または湯冷まし
- 1L
- 砂糖
- 大さじ4・1/2(40g)
- 塩(あれば岩塩)
- 小さじ1/2(3g)
作り方
- ボウルに砂糖と塩と水に入れ、よく溶かす。
レモン入り経口補水液
材料・作り方
材料/1リットル分
- 水または湯冷まし
- 1L
- 砂糖
- 大さじ4・1/2(40g)
- 塩(あれば岩塩)
- 小さじ1/2(3g)
- レモン果汁
- 適量
作り方
- ボウルに砂糖と塩と水に入れ、よく溶かす。
- レモン果汁を適量入れる。
※糖分とナトリウムのバランスが重要なので計量は正確に行いましょう。
※手作り経口補水液はあくまで応急処置です。雑菌が繁殖する可能性もあるため、その日のうちに飲みきりましょう。
まとめ
冬の「かくれ脱水」は、気づかないうちに私たちの健康を脅かしています。
こまめな水分補給を心がけましょう。
ウォータースタンドは、手軽に水分補給ができるだけでなく、健康にも財布にも優しい浄水型ウォーターサーバーです。
冬の乾燥や健康に関心をお持ちの方は、ぜひウォータースタンドを検討してみてください。
- 冬の脱水症「かくれ脱水」は、空気の乾燥とともに水分摂取不足になりやすい
- ウイルス感染による嘔吐や下痢、発熱で脱水症になりやすい
- こまめな水分補給と加湿に気を付けて乾燥と脱水症の予防をする
- 参考
-
- かくれ脱水JOURNAL https://www.kakuredassui.jp/
- 日本救急医学会https://www.jaam.jp/index.html
- 「コップ1杯からのミネラルウォーター活用術」馬渕 知子(著)実業之日本社
- 「正しい水の飲み方・選び方―100歳まで元気に美しく生きる鍵」 藤田 紘一郎(著) 海竜社


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