喉を乾燥から守る!喉によい飲み物と控えるべき飲み物
ウォータースタンドのある暮らし
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空気が乾燥しやすい季節は、喉の痛みや不快感に悩まされる方も多いのではないでしょうか?
ここでは、喉によいおすすめの飲み物と、喉が痛いときに避けたい飲み物をご紹介しています。
喉によいおすすめの飲みもの
喉が炎症を起こして腫れていると、飲み込むときに痛みを感じることがあります。
喉の痛みや不快感を和らげるには、喉によい飲み物を飲むのが効果的です。
飲み物 | 効果・作用 |
---|---|
水や白湯 | 喉の炎症を抑える効果がある。 |
生姜湯 | 生姜の辛み成分である「ジンゲロール」は、殺菌作用や抗炎症作用がある。 |
はちみつ入りの飲み物※ | はちみつには、抗菌作用・抗炎症作用がある。 |
緑茶 | 緑茶にはカテキンが含まれており、抗ウイルス・抗菌作用がある。 |
大根おろし入り生姜湯 | 大根はアリルイソチオシアネートという殺菌作用がある。 生姜にはジンゲロンという殺菌、抗炎症作用、鎮痛作用がある。 |
ホットミルク | 温かい牛乳には、喉の粘膜を保護する効果がある。 また、カルシウムやビタミンDが含まれているので、免疫力を高める効果も期待できる。 |
※乳児ボツリヌス症予防のため、満1歳までの乳児には、はちみつの使用は絶対に与えないでください。
喉の乾燥対策に
ウォータースタンド!
喉が痛いときに避けたい飲み物
喉の痛みがあるときは、冷たい飲み物やアルコール、カフェイン、柑橘系などの刺激物は控えましょう。
- アルコール
- アルコールは喉の粘膜に刺激を与えるので、喉の痛みを悪化させる可能性があります。
- カフェイン飲料
- カフェインには、利尿作用があると言われています。
- 利尿作用により体内の水分が失われると、喉が乾燥し、痛みが悪化したり、喉の炎症を引き起こす可能性も考えられます。
- ウーロン茶
- ウーロン茶は油を分解する作用があるため、油っぽい料理を食べた後に飲むとよいと言われています。
- しかし、喉に炎症や痛みがある時は、喉(声帯)に必要な適度な油分も奪ってしまうため、喉を壊しやすくなります。
- 炭酸飲料
- 炭酸は喉の粘膜を強く刺激し、喉の痛みを悪化させることがあります。
- 柑橘系ジュース
- オレンジやグレープフルーツなどの柑橘系ジュースは、喉を刺激するため、喉がしみて痛みが強くなる場合があります。
- 特に咳がひどい時は飲まない方がよいでしょう。
喉によい飲み物を作るなら ウォーターサーバーがおすすめ
喉に違和感や痛みがあるときは、細菌やウイルスの侵入を防ぐために、水分補給をして喉の粘膜を潤しておくことが大切です。
ウォーターサーバーを設置すれば、体調がすぐれないときでも、すぐにお湯や冷たい水が出ます。
お湯を沸かす手間がないので、白湯やお茶、生姜湯なども簡単に作ることができて便利です。
季節の変わり目などに喉が痛くなりやすい方は、ウォーターサーバーを利用して、喉によい飲み物を作って、喉のケアをしてみましょう。
ウォータースタンドで作る
『アップルジンジャーティー』
材料・作り方
材料/カップ2杯分
- りんご
- 1/2個
- 生姜
- 1片(すりおろす)
- 紅茶のティーバッグ
- 1パック
- はちみつ
- 適量
- シナモンスティック
- (あれば)
作り方
- りんごは皮をきれいに洗って1㎝程度の厚さにスライスして、塩水につけておく。
- りんごの水気を取って温めたオーブントースターで軽く焼いて水分を飛ばしておく。
- ポットに紅茶のティーバッグ入れる。
- 温めたカップにおろししょうがと焼いたりんごを入れたら紅茶を注ぐ。
- お好みではちみつを入れていただく。
はちみつの甘みとピリッとした生姜の効果が、風邪予防や喉の痛みにも。
喉の痛みや不快感の原因は?
喉の痛み(咽頭炎、扁桃炎)や不快感の原因は、主に2つあります。
ウイルスや細菌による感染
喉の痛みの最も一般的な原因は、感染です。 ウイルスや細菌が鼻や口から入り込むと、喉の粘膜を刺激して炎症を起こします。
乾燥や刺激による炎症
空気の乾燥や、辛い食べ物、熱い飲み物などは、喉の粘膜を刺激して痛みが生じることがあります。
アルコールやたばこなどの過剰摂取も同様です。
また、カラオケやスポーツ観戦などで大声を出し過ぎると、喉の粘膜を傷つけてしまい、喉の痛みを引き起こすことがあります。
乾燥対策には、こまめな水分補給を!
空気が乾燥すると、のどや鼻のバリア機能が低下し、体がリスクにさらされます。
喉に違和感があるときは、喉にやさしい飲み物を取り入れるなど、早めのケアを心がけましょう。
季節を問わず、手軽に乾燥対策できる方法は「水分補給」です。1日に1.5~2Lの水をこまめに飲むようにしましょう。
また、風邪を引いて食事を摂れないときは、経口補水液やスポーツドリンク、野菜スープなどで電解質も補給しましょう。
- 参考
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- 厚生労働省HP「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドライン」https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/12/dl/s1225-7k.pdf
- 東邦大学医療センター大橋病院栄養部「風邪を引いてしまったら」https://www.lab.toho-u.ac.jp/med/ohashi/eiyobu/blog/tjoimi0000001qzc.html
- 社会福祉法人恩賜財団済生会「のどの痛み」https://www.saiseikai.or.jp/medical/symptom/sore_throat/
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