生理痛を飲み物で和らげるには?おすすめの成分と避けるべき飲料
ウォータースタンドのある暮らし
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執筆:ウォータースタンド
毎月の生理痛、薬に頼りすぎたくないなら「飲み物」を見直してみませんか?
この記事では生理痛を緩和する飲み物や、痛みの原因と対策を解説。体を冷やさず、辛い症状を和らげるコツを紹介します。
生理痛は、多くの女性が毎月経験するつらい症状です。腹痛や腰痛だけでなく、頭痛、吐き気、だるさ、イライラなど、さまざまな不調が日常生活に影響を与えることも少なくありません。
この記事では、生理痛に悩む20代から40代の女性を中心に、薬に頼らず生理期間を快適に過ごすための「飲み物」の選び方を解説します。生理期間を少しでも快適に過ごすための参考にしてください。
生理痛の原因と主な症状:なぜ「痛み」が起きるの?
生理痛は、体の中で起きている「物質の分泌」と「筋肉の収縮」が重なることで発生します。
痛みの素「プロスタグランジン」の分泌
生理の際、不要になった子宮内膜を体から出すために、子宮を押し縮める物質「プロスタグランジン」が分泌されます。
この物質が出すぎると、子宮の収縮が強くなりすぎてキリキリとした痛みや腰痛、吐き気を引き起こします。血管を縮める働きもあるため、骨盤周りを冷やす原因にもなります。
子宮の筋肉「平滑筋」のけいれん
子宮は、自分の意志では動かせない「平滑筋(へいかつきん)」という筋肉でできています。
プロスタグランジンによってこの筋肉がギュッと収縮しますが、さらにストレスや冷えが加わると筋肉が硬くなり、「けいれん」のような強い痛みへと変わってしまいます。
「冷え」が痛みを長引かせる
体が冷えて血流が悪くなると、痛みの物質であるプロスタグランジンが骨盤内に停滞してしまいます。物質がその場に留まり続けることで、神経を刺激し、痛みがいつまでも続くという悪循環に陥ります。
生理中の飲み物でおすすめの成分と選び方
生理痛の原因が「筋肉の収縮」と「血行不良」であるなら、対策は「筋肉を緩めること」と「温めること」です。
【基本】まずは「白湯」で内臓を直接温める
生理中の水分補給で、最もおすすめしたいのが「白湯(さゆ)」です。余計な成分が含まれていないため、胃腸に負担をかけず、内臓を内側からダイレクトに温めることができます。
飲み方のコツとしては、一気に飲むのではなく、50℃前後の白湯をゆっくりと「すする」ように飲むことです。副交感神経が優位になり、生理特有のイライラも和らぎます。
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筋肉のこわばりを解くマグネシウム
マグネシウムには筋肉の収縮を抑える働きがあります。
硬水のミネラルウォーター: 水分補給と同時に効率よくミネラルを摂取できます。
ココア: マグネシウムが豊富で、ポリフェノールによる血行促進も期待できます。
ホルモンバランスを整えるイソフラボン・ビタミンE
豆乳: 大豆イソフラボンは、女性ホルモン(エストロゲン)と似た構造を持っています。デリケートな生理期間中の不足しがちな栄養を補い、健やかなリズムをサポートしてくれます。
アーモンドミルク: ビタミンEが血管を広げ、血流改善をサポートします。
【タイプ別】おすすめハーブティー
ハーブの力で「平滑筋」の緊張を和らげ、リラックスしましょう。
お腹が重だるい方(血行不良): ジンジャーティー(深部から温め、痛みの物質を抑える)
イライラ・不安がある方(緊張): ラズベリーリーフやカモミール(筋肉のけいれんを和らげる)
貧血気味・量が多い方: ネトルティー(鉄分・ミネラルを豊富に含む)
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生理痛がある時に避けたい飲み物と注意点
良かれと思って飲んでいるものが、逆に血管を収縮させている場合があります。
カフェインを含む飲料(コーヒー・緑茶など)
日常的に親しまれているコーヒーや緑茶、紅茶ですが、生理期間中は少し注意が必要です。これらに含まれるカフェインには、一時的に血管を収縮させる性質があります。
一杯の楽しみがリラックスに繋がることもありますが、生理痛が辛い時期はできる限りデカフェ(カフェインレス)やノンカフェインの飲み物を選び、体をいたわってあげましょう
アルコール
脱水を招きやすく、経血量が増えて貧血を悪化させる恐れがあります。生理中のデリケートな体には控えめにしましょう。
生理痛対策の飲み物レシピと効果的な摂取タイミング
自宅で簡単に作れる、生理痛対策の飲み物レシピをご紹介します。
ジンジャーはちみつティー
材料:ノンカフェインティーバッグ1個、すりおろし生姜小さじ1、はちみつ大さじ1、お湯200ml
作り方:マグカップにすりおろし生姜とはちみつを入れ、熱湯を注ぎ、ノンカフェインティーバッグを入れて数分蒸らす。
ホットきなこ豆乳
材料: 無調整豆乳200ml、きなこ大さじ1、はちみつ小さじ1
作り方: マグカップにきなことはちみつを入れ、少量の豆乳で溶いてペースト状にする。残りの豆乳を加えてよく混ぜ、電子レンジで1分半~2分(500W)加熱する。
カカオポリフェノールたっぷりココア
材料: 純ココアパウダー大さじ1、牛乳または豆乳200ml、砂糖(お好みで)
作り方: 鍋に純ココアパウダーと少量の牛乳(または豆乳)を入れてよく混ぜ、ペースト状にする。残りの牛乳(または豆乳)と砂糖を加えて温める。電子レンジを使用する場合は、耐熱カップで温める。
効果的な摂取タイミング
- 生理前(1週間〜10日前): 豆乳でホルモンバランスを意識。
- 生理中(1日目〜3日目): 痛みのピーク時は、「白湯」でじんわり温める。
- 寝る前: カモミールティーでリラックス。
まとめ
生理痛は、子宮の収縮や血行不良が主な原因です。これらを和らげるには「体を温めること」「筋肉の緊張を解くこと」が重要。飲み物の工夫によって、体を内側からケアすることができます。
- 「白湯」や「温かい飲み物」で子宮の緊張を解く
- カフェインやアルコールを控え、血流を妨げない
- マグネシウムやイソフラボンなど、自分に合った成分を摂る
日々の習慣に少し気をつけるだけで、生理期間の負担が軽減されるはずです。ぜひこの記事を参考に、薬に頼らず体をいたわるセルフケアを取り入れてみてください。
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