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水道水とは具体的にどんな水なの?

水道水とは具体的にどんな水なの?

 

私たち日本人は、蛇口をひねれば当たり前のように水道水を飲むことができます。厚生労働省によると、現在の水道普及率は97.9%です。

日本の水道水は世界一ともいわれるほど安心で綺麗な水といわれていますが、それは国が定めた厳しい水質基準をクリアした、安全な水を供給するように義務づけられているからです。ここでは水道水がどこからくるのか、水道水にはどんなものが含まれているのかといった水道水の知識をご紹介します。

 

水道水とは具体的にどんな水なの?

《目次》

1.水道の水ってどこからくる? 
2.浄水場から家庭の水道の蛇口にくるまで
3.水道水に含まれる気になる成分
4.水道水の水質基準
5.見逃していませんか?水道管や貯水槽の汚れ
6.環境にあった水道水対策を
7.まとめ

 

厚生労働省のガイドラインによると・・・?  1.水道の水ってどこからくる?

水道水の元になる場所のことを水源、その水のことを原水といいます。水源の水は、地上に降り注いだ雨や雪が地下に浸透して集まり、河川や湖沼、地下水になります。これらの水は浄水場できれいな水にしてから水道管を通って各家庭に運ばれます。

水道水とは具体的にどんな水なの?

都市の水道では、大量の水を確保する必要があるので、ほとんどの水源はダム貯留水や河川水等の表流水に依存しています。昭和50年度は年間取水量に対するダムの依存率は約22%でしたが、平成27年度には約47.7%となり、ダムに依存する割合が増しています。

水道水とは具体的にどんな水なの? 水道水とは具体的にどんな水なの?

 

2.ミネラルウォーターとの違いは? 2.浄水場から家庭の水道の蛇口にくるまで

貯水池から採水した水は浄水場へ運ばれ、浄化・消毒をしたうえで上水道へ供給されます。浄水場から供給された水は上水道を通って配水区域内にある給水所へ運ばれ、ポンプ設備を利用し、給水管を通って各家庭の水道へと流れていきます。
浄水場から家庭に供給されるまでの距離が長く、貯水タンクに水を貯めて供給しなければならない集合住宅などでは雑菌が繁殖しやすく、より多くの塩素を必要とします。このように、消毒に使われる塩素の量やカルキの濃度には地域差があります。

水道水とは具体的にどんな水なの?

 《備考》塩素濃度が異なるワケは?

水道水はおもに川の水を利用するため、川の水質状態や地域によって浄水方法や塩素濃度は異なります。また季節によっても塩素濃度が変わります。たとえば、夏は水温が高くなり雑菌が増える可能性も高まるため、塩素濃度が高めに設定されています。
また、浄水場の周辺と遠くでも塩素濃度が異なることがあります。塩素は浄水場で注入されますが、浄水場から遠く離れた地域だと、水道管を通ってくる間に蒸発し薄くなってしまいます。塩素が入っていないと雑菌などが繁殖するため、水道水を各地域へ送る拠点の給水所で追加の塩素注入を行っている設備もあります。

 

3.見逃していませんか?水道管や貯水槽の汚れ 3.水道水に含まれる気になる成分

水道水にはいろいろな成分が含まれているといわれますが、いったいどのようなものがあるのでしょうか。おもな成分には以下のようなものがあります。

代謝をあげて痩せやすい体質に<塩素>
安全な水を各家庭に届けるために塩素を使って消毒します。塩素は水道水の安全を確保するために必ず必要なものなので、水道水1リットル当たりに0.1㎎(ppm)以上の塩素が残るように決められています。
代謝をあげて痩せやすい体質に<トリハロメタン>
浄水場で塩素殺菌を行うときに発生する物質で強い発がん性が指摘されています。
鉛<>
以前は水道管の材料として使用されていたものが溶け出して水に混じっていましたが、現在は使用禁止となっています。
代謝をあげて痩せやすい体質に<アルミニウム>
浄水の過程でアルミニウムが含まれた薬品を使用するため水道水に混ざりますが、体内に入ったとしてもほとんどがそのまま体外へ排出されます。

 

4.水道水が美味しく安全に!ウォータースタンドのすすめ 4.水道水の水質基準

日本の水道水は安全性を確保するため、厚生労働省により水道法第4条にて水質基準が定められています。水質基準は調査や検出状況によって逐次改正が行われています。

《 水道水質基準の体系図 》
水質基準項目
51項目
◆ 水道水として、基準以下であることが求められる項目
◆ 水道法により、検査が義務付けられている項目
水質管理目標
設定項目
26項目
◆ 今後、水道水中で検出されるか可能性があるなど、水道管理において留意する必要がある項目
要検討項目 ◆ 毒素評価や水道水中での検出実態が明らかでないなどの理由で、水質基準や水質管理目標設定項目に分類できなかった項目
◆ 「必要な情報・知見の収集に努めていくべき」とされている項目

参照元:東京水道局「水質基準項目と基準値(51項目)」

 

4.水道水が美味しく安全に!ウォータースタンドのすすめ 5.見逃していませんか?水道管や貯水槽の汚れ

水質基準に定められた良質な水道水をつくっても、各家庭へ届けられるまでの衛生管理に問題があっては、安全な水道水とは言えません。マンションやビルなどの貯水槽などは、管理者側に問題がある可能性も指摘されています。生活に最も大切な水をためる設備だからこそ、特に集合住宅では、貯水槽の衛生管理をきちんとしていかなければなりません。

水道水とは具体的にどんな水なの?

 

4.水道水が美味しく安全に!ウォータースタンドのすすめ 6.環境にあった水道水対策を

一口に「水道水」といっても、蛇口ごとにお水が届けられる環境は異なります。水道水に塩素やトリハロメタンなど、体に有害な物質が含まれているということから浄水器を使う家庭が増えています。浄水器協会が2017年に発表した調査によると、全国の浄水器普及率は36.2%です。浄水器がこれほど普及している背景には、安全で安心、美味しいお水を望む人が増えているということがいえるのではないでしょうか。

浄水器の種類は、取り付け簡単な蛇口直結タイプから放射性物質を取り除ける逆浸透(RO)膜方式の浄水器までいろいろあり、用途や目的によって使い分けることができます。

より安全に水道水を使いたいという方は、正しい浄水器の知識をもち目的にあった浄水器を選ぶことが大切です。

水道水とは具体的にどんな水なの?

 

4.水道水が美味しく安全に!ウォータースタンドのすすめ 7.まとめ

水道水は、『 水源 ⇒ 取水塔(取水堰) ⇒ 浄水場 ⇒ 給水所 ⇒ 一般家庭の水道の蛇口 』という経路で供給されている。

日本の水道水は安全性を確保するため、厚生労働省の水道法第4条による水質基準が定められている。

③ 水道水に含まれる塩素は、水源の状態・季節・浄水場からの水道管の距離によっても塩素濃度が変わる

④ 水道水には危険な成分が含まれているといわれているが、人が水道水を生涯飲み続けても人体の健康に影響を与えないよう厳しい水質管理がされている。

⑤ 集合住宅では個人で管理をするには限界があるため、利用者側が浄水器を取り付けるなどして水道水を安全に、おいしく飲む工夫が必要

 

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参考文献「トコトンやさしい水道の本」「みんなの水道水」「水の常識ウソホント77」「知識ゼロからのミネラルウォーター入門」

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