水道水とは具体的にどんな水なの?

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毎日何気なく使う水道水とは具体的にどんな水かご存じでしょうか?

ここでは水道水がどこからきてどのような成分を含んでいるかなどの基礎知識や、より安全に使うための情報をご紹介しています。

水道水とは具体的にどんな水なの?
  1. 水道の水ってどこからくる?
  2. 浄水場から家庭の水道の蛇口にくるまで
  3. 塩素濃度が地域で異なるわけは?
  4. 水道水に含まれる気になる成分
  5. 水道水の水質基準
  6. 水道水の見えないリスク より安全性を考えるなら?
  7. まとめ

水道の水ってどこからくる?

水道の水ってどこからくる?

私たちの生活に欠かせない水道水は、雨が降って集まったダム湖や河川、湖沼の水が主な水源です。

これらの自然の水は、浄水場でていねいに処理し、安全な飲み水として水道管を通して各家庭へと届けられています。

特に都市部のようにたくさんの水を必要とする地域では、ダムに貯められた水や河川の水に大きく頼っています。

実際に、令和3年度の年間取水量のうち、約4分の3がダム貯水、河川水、湖沼水といった地表水が占めています。

浄水場から家庭の水道の蛇口にくるまで

貯水池から取水された水は浄水場へ運ばれ、浄化・消毒をしたうえで上水道へ供給されます。

浄水場から供給された水は上水道を通って配水区域内にある給水所へ運ばれ、ポンプ設備を利用し、給水管を通って各家庭の蛇口にたどり着きます。

浄水場から家庭に供給されるまでの距離が長く、貯水タンクに水を貯めて供給しなければならない集合住宅などでは雑菌が繁殖しやすく、より多くの塩素で消毒する必要があります。

浄水場から家庭の水道の蛇口にくるまで

塩素濃度が地域で異なるわけは?

塩素濃度が地域で異なるわけは?

水道水の塩素濃度は、水源の水質、季節、浄水場からの距離によって異なります。

水源の汚染度が高い場合や有機物が多い場合は、より多くの塩素消毒が必要です。

また、夏場など水温が高い時期は雑菌が繁殖しやすいため、塩素濃度を高めに設定することがあります。

さらに、塩素は時間とともに減少するため、浄水場から遠い地域では、給水所で塩素注入が追加されることがあります。

水道水に含まれる気になる成分

水道水にはいろいろな成分が含まれているといわれますが、いったいどのようなものがあるのでしょうか。

おもな成分には以下のようなものがあります。

水道水に含まれる気になる成分

塩素

水道水を安全に保つための消毒剤。家庭に届く水には、1リットルあたり0.1mg以上の残留塩素が法律で義務付けられています。

ミネラル類

カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなど

トリハロメタン

浄水場で塩素消毒を行う際に生成される可能性のある物質。日本の水道水では、濃度が厳しく管理されています。

その他金属

古い配管によっては、鉄、銅、鉛などが微量に溶け出す可能性もごくわずかにあります。

現在では鉛製給水管は新しく使われていませんが、一部残っている場合があります。

水道水の水質基準

日本の水道水質に関する項目は、大きく分けて以下の3つに分類されます。

水質基準項目(51項目)

水道水として、人の健康を守るために必ず基準値以下であることが求められる項目です。

水道法により、検査が義務付けられている項目です。

水質管理目標設定項目(27項目)

現時点では水質基準とは定められていないものの、今後水道水中で検出される可能性があるなど、水道管理上留意すべき項目です。

水道法に基づく検査の義務はありませんが、水道事業者が自主的に管理目標値を設定し、水質管理に努めることが推奨されています。

要検討項目(46項目)

現時点では、毒性評価が十分でない、水道水中での検出実態が明らかでないなどの理由で、水質基準や水質管理目標設定項目に分類できなかった項目です。

水道法に基づく検査の義務はありませんが、必要な情報や知見の集積に努めていくことで、将来的な水質管理のあり方を検討していくことを目的としています。

水道水の見えないリスク
より安全性を考えるなら?

水道水の見えないリスクより安全性を考えるなら?

安全なはずの水道水も、家庭に届くまでの配管やマンション・ビルの貯水槽の管理が不十分だと、汚染される可能性があります。

特に集合住宅においては、貯水槽の適切な衛生管理が重要です。

水道水の見えないリスクより安全性を考えるなら?

近年では、PFAS(有機フッ素化合物)やマイクロプラスチックといった新たな水質問題への関心が高まり、より安全な水を求める方が増えています。

このような背景から、高性能浄水フィルターを備えた浄水型ウォーターサーバー「ウォータースタンド」は、ご家庭で手軽に安心な水を得るための選択肢の一つとして注目されています。

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ウォーターサーバーを選ぶなら、高性能なフィルターを搭載した浄水型ウォーターサーバー ウォータースタンドがおすすめです。

ウォータースタンドは、浄水器協会の自主基準による試験で、ナノトラップフィルターシステムによるPFOS、PFOAの除去が証明されています。

ウォータースタンドのすべての製品で、PFAS (有機フッ素化合物)が除去できます。

まとめ

私たちが毎日利用する水道水は、水源から浄水場での処理、そして各家庭の蛇口へと、さまざまな過程を経て届けられています。

地域や季節によって塩素濃度に違いがあることや、配管や貯水槽の管理も安全な水を維持するうえで大切です。

より安全でおいしい水を求めるのであれば、浄水器やウォーターサーバーを利用するなどの選択肢も検討してみるのも良いでしょう。

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参考
  • 「トコトンやさしい水道の本」高堂 彰二 (著)日刊工業新聞社
  • 「みんなの水道水」アクア・ライフ・フォーラム21 (著)総合科学出版
  • 「水の常識ウソホント77」左巻 健男 (著)平凡社新書
  • 「知識ゼロからのミネラルウォーター入門」日本天然水研究会 (著) 幻冬舎実用書
  • 環境省「水道水質基準について」https://www.env.go.jp/water/water_supply/kijun/kijunchi.html
  • 環境省「有機フッ素化合物(PFAS)について」https://www.env.go.jp/water/pfas.html
  • 東京都水道局「水源・水質」https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/suigen/s_mokuhyo.html
  • 公益社団法人 日本水道協会「水道水源の状況」http://www.jwwa.or.jp/shiryou/water/water.html
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