赤ちゃんの水分補給は
いつから?
水道直結ウォーターサーバー
ウォータースタンドのある暮らし
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赤ちゃんにはいつからミルクや母乳以外の飲み物を飲ませてよいのでしょうか?
ここでは赤ちゃんにいつからお水を飲ませていいのか、また赤ちゃんが飲むのに適した飲み物などをご紹介しています。
お水選びは新生児から
成人の体の約60%が水分でできているのに対して、赤ちゃんの体は約75%が水分でできています。新生児では体の約80%にもなり、月齢や年齢が高くなるほど体の水分量が減ってきます。
新生児は体も未熟で消化機能も未発達なので、ミルクの場合は調乳の水、母乳の場合はママの血液から作られるため、ママの飲む水にもこだわりたいところです。
赤ちゃんにお水を飲ませる時期はいつから?
新生児から生後2ヵ月頃までは赤ちゃんが必要とする水分、栄養はすべて母乳やミルクに含まれています。
赤ちゃんの水分補給が必要になるのは生後6ヵ月頃からと言われています。
以前は、生後3ヵ月頃から麦茶や果汁を与えたりしていましたが、味覚の発達や果物によってはアレルギーを起こしやすいものもあるので、飲ませる必要はないとされています。
赤ちゃんの水分補給に適した飲み物は?
赤ちゃんの水分補給としてのお水は、水道水でもよいとされていますが、そのまま飲ませるのは赤ちゃんにとって負担がかかります。
より安全に飲ませてあげたいという場合は、水道水を十分煮沸してからお使いください。
お水以外に赤ちゃんに与えてよいと言われている飲み物は以下を参考にしてみてください。
- 白湯・湯冷まし
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- 基本的に水道水は1歳までは白湯(10~15分煮沸したものを冷ます)にする
- くみ置きした水道水で時間が経ったものは飲ませない
- 市販の水は軟水(硬度120mg/l以下)を選ぶ
- お茶
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- ベビー用でカフェインの含まれていない麦茶やほうじ茶
- 大人用のものはノンカフェインでも水で薄めて飲ませる
- ベビー用イオン飲料
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- 脱水症状をおこしやすい発熱時や下痢のときに飲ませる
- 果汁
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- 生後5~6ヵ月以降から絞った果汁を水で倍に薄めて
- 糖分が便をやわらかくする効果もあり
赤ちゃんがいるご家庭におすすめ。ウォーターサーバーのある生活
赤ちゃんのいるご家庭にウォーターサーバーがあると、浄水された冷水やお湯がすぐ使えます。赤ちゃんへのミルク作りだけでなく、普段の水分補給や離乳食作りにも便利です。
ウォーターサーバーのお水の種類には、RO水と天然水があります。
一般的なウォーターサーバーなら、ほとんどの機種で70℃以上のお湯が出るので、ミルクづくりも簡単にできます。ママと赤ちゃんが安心して飲むことができるおいしいお水です。
赤ちゃんの水分補給のタイミングは?
赤ちゃんの水分補給のタイミングは、グラフを参考にしてください。気温の高い夏やお風呂上りなど、赤ちゃんが汗をかきやすいタイミングでこまめにお水を与えるようにしましょう。
このタイミング以外でも、赤ちゃんが欲しがっている様子があれば水分補給をしてあげましょう
はじめてお水を与えるときは、スプーンで少量ずつ飲ませてみて、お水の味に慣れてきたらスパウトマグなどに入れて飲ませるようにします。スパウトマグのスタートとしては5ヵ月頃が目安となります。
赤ちゃんの体調が悪いときは?
赤ちゃんは生後5ヵ月をすぎると体調を崩しやすくなります。熱や下痢の症状があると、おしっこの量が少なかったり、唇が乾燥していたり軽度の脱水症状になる可能性があるので、水分補給を十分にすることが大切です。
母乳やミルク以外で与えるなら、白湯・麦茶・ベビー用のイオン飲料を5~10分おきに少量ずつ飲ませるようにします。
ただし体調が回復したらやめ、習慣化しないようにしましょう。離乳食を与えている月齢で食欲があるようなら、一段回前の離乳食に戻して、消化のいいものをやわらかくして食べさせましょう。
赤ちゃんの水分補給が必要なサイン
- おしっこの回数や量が減ったとき
- 唇の周りが乾燥しているとき
- 刺激に対して反応が鈍いとき
- ぐったりとしているとき
授乳中のママも水分補給が大切
母乳を与えているママは、妊娠・出産していないときに比べると多くの水分を必要としています。
妊娠中と同じく、ママが食べたり飲んだりしたものは母乳の中に含まれています。
母乳の約90%は水分でできているので、赤ちゃんに1日1,000mlの母乳を与えているとしたら、ママの体からは約90%の水分が消費されていることになります。
赤ちゃんのお世話や家事などで自分のことは後まわしになってしまいがちですが、赤ちゃんのためにもこまめな水分補給が大切です。
授乳中のママの水分補給のタイミングは、授乳後がベストです。母乳として出ていく水分量も考えて、1日約2,000~2,500mlのお水を摂るようにしましょう。
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