赤ちゃんに麦茶はいつから?作り方と選び方
水道直結ウォーターサーバー
ウォータースタンドのある暮らし
更新:
作成:
麦茶は、赤ちゃんの水分補給や離乳食の準備として飲ませてもよいのでしょうか?
赤ちゃんは大人よりも汗をかきやすいので、水分補給には十分に気を付けてあげたいものです。
ここでは、赤ちゃんに麦茶を与えはじめる月齢、赤ちゃん用の麦茶の作り方などをご紹介しています。
赤ちゃんに麦茶をあげるのはいつから?
赤ちゃんに麦茶を飲ませてもよい目安は、離乳食がスタートする生後半年頃からがよいとされています。
市販のベビー用麦茶には「生後1か月頃から」と記載がありますが、母乳やミルクで栄養や水分を摂る時期なので、あえて麦茶をあげる必要はないようです。
赤ちゃんの麦茶の選び方
赤ちゃん用の麦茶は、大人用と比べて苦みがなく薄味です。
麦茶はノンカフェインですが、赤ちゃんにとって大人用のものは味が濃く、苦く感じてしまうこともあります。
大人用の麦茶を薄めてあげる方法が一般的ですが、はじめてあげる場合は、色も味も薄く調整されている市販の赤ちゃん用の麦茶を使うのもよいかもしれません。
ただし、赤ちゃんが麦茶に慣れてたくさん飲むようになれば、大人用の麦茶を薄めて取り分ける方が手軽です。
麦茶を初めて飲ませるとき
離乳食と同じで、最初はスプーン1杯から始めてみましょう。
赤ちゃんの体調に変化が見られず、麦茶を嫌がる様子がなければ、1杯ずつ増やしていきます。
赤ちゃんに麦茶を飲ませるときは、寝起きやお風呂上がりなど、水分を欲しがるタイミングであげてみてください。
しばらく麦茶をあげて問題がないようであれば、哺乳瓶やスパウトマグ、ストローマグなどに入れて飲ませてあげましょう。
麦茶の作り方
水道水をやかんや鍋に入れて、沸騰したら弱火にしてそのまま10~15分程度*沸かします。
麦茶パックを入れて3~5分煮出して火を止め、パックを取り出し冷まします。
赤ちゃんに飲ませる麦茶は、沸騰させたあとの湯冷まし(白湯)で2~4倍に薄めてあげます。
*水道水の中に含まれる残留塩素とトリハロメタンを除去する効果があるため。
麦茶をもっと時短、簡単に作るなら
ウォーターサーバーで作る
温水・冷水機能があるウォーターサーバーなら簡単に麦茶作りができます。
容器に水と麦茶パックを入れて温度調節をして作ります。
浄水型ウォーターサーバーのウォータースタンドなら、冷水・温水に加え常温水も出ます。
粉末タイプの麦茶なら、常温水に必要な分だけ溶かせばよいので、その都度作ることも可能です。
- メリット
- 沸騰させたお湯や煮出して冷ますための時間が、大幅に短縮できる。
- デメリット
- 設置場所が必要。
浄水器で作る
浄水器を通した水、市販のミネラルウォーターを電子レンジやポットに入れで温めます。温めたらティーバッグの麦茶をしばらく浸して取り出します。
赤ちゃんには、白湯で2~4倍に薄めてあげます。
- メリット
- 塩素が除去された水なので安心。ティーバッグなら少量で作れる。
- デメリット
- 温めてから冷まして薄めるという手間が、ややかかる。
育児とウォーターサーバー
ウォーターサーバーは、いつでも手軽に安心・安全なお水が飲めて便利なものです。
浄水型ウォーターサーバーのウォータースタンドは、お水の交換や在庫のストックも不要。ボトルの水切れやボトル代金も要らないので、使ってみるとその便利さに、なくてはならないものと感じてもらえるようです。
赤ちゃんに麦茶を飲ませるときの注意点
- 煮沸していない水道水
- 水出し麦茶パックであっても赤ちゃん用は、煮沸した水で作るのが基本です。水道水をそのまま使うと赤ちゃんの胃腸に負担がかかりやすくなります。水道水を使う場合は、10分以上煮沸したものを使うようにしましょう。
- アレルギーのリスク
- 麦茶は大麦から作られているので、小麦アレルギーとは直接関係ないとされていますが、アレルギー反応をおこす可能性がないわけではありません。
- 初めはスプーン1杯からあげて、様子を見て少しずつ量を増やしていきましょう。
- 麦茶の保存期間
- 麦茶は緑茶に比べてカテキンのような抗菌物質がないので傷みやすくなります。
また、浄水した水で作る麦茶は、冷蔵庫に保管したとしても日持ちがしないため、できるだけその日のうちに飲み切れる量を作りましょう。
まとめ
- 赤ちゃんに麦茶をあげる時期は、離乳食がスタートする生後半年頃から。
- 麦茶をはじめてあげるときはスプーン1杯から。麦茶の作り方にはそれぞれのメリット・デメリットがある。
- ノンカフェインの麦茶は、赤ちゃんの水分補給に適した飲み物。麦茶以外には、たんぽぽ茶やルイボスティーなどがある。
- 赤ちゃんの麦茶作りには、できるだけ浄水器を通した水やウォーターサーバーが便利。
- 参考
-
- 全国麦茶工業協同組合「麦茶の入れ方」http://www.mugicya.or.jp/qanda/index.html
< 関連記事 >