ウォーターサーバーの美味しい水で作る水ゼリー
水道直結ウォーターサーバー
ウォータースタンドのある暮らし
更新:
水ゼリーは、水の味を強く感じることができる新感覚の透明スイーツです。ここではウォーターサーバーのお水とも相性のよい、ゼラチン・寒天・アガーを使ったシンプルな「水ゼリー」をご紹介します。
水ゼリーとは?
水ゼリーは、水とゼラチン・寒天・アガーなどの凝固剤で冷やし固めたゼリーのことをいいます。透明感があり、プルプルとした食感が特徴のさっぱりとしたスイーツのひとつです。
水のみのゼリーだと味気ないイメージが持たれそうですが、ゼラチンなどで固めることで、水本来の風味がダイレクトに感じられます。
透明なゼリーの中に、フルーツやエディブルフラワー(食用の花)などを入れてみるとフルーティーでインパクトのある水ゼリーが楽しめます。
水ゼリーで使いたい、美味しい水
水ゼリーを作るには、水とゼラチンなどを用意するだけ。ただ、水ゼリーは使う水によって風味に影響を与えます。使う水が甘みやまろやかさがあるほど、美味しい水ゼリーとなります。
カルキ臭が残る水道水を使えばそのまま水ゼリーの風味に。苦みや塩気のあるミネラルたっぷりの硬水のミネラルウォーターを使えば、苦みや塩気を感じるゼリーになります。
水道直結ウォーターサーバー ウォータースタンドなら、水道水を直接サーバー内で浄水して使うため、常温水でも温水でも美味しさそのままに料理やお菓子作りに利用できます。
ゼラチン・寒天・アガーをふやかすときに使うのはもちろん、温水がすぐ使えるので、材料を煮溶かす際には時間短縮になります。
水ゼリーのレシピ
ゼラチンで作る水ゼリー
材料・作り方
材料/4人分
- 粉ゼラチン
- 5g
- 水
- 300ml
- オレンジマーマレード
- 適量
- レモン汁
- 小さじ1
作り方
- 大さじ3の水(分量外)に粉ゼラチンを入れてふやしておく。
- ①と水を小鍋に入れて火にかけ、溶けるまでかき混ぜる。
- ②を容器に流し込み、冷蔵庫で冷やし固める。
- お好みでマーマレードとレモン汁を混ぜ合わせたものをのせてできあがり。
寒天で作るフルーツin水ゼリー
材料・作り方
材料/4人分
- 粉寒天
- 5g
- 水
- 300ml
- レモン汁
- 小さじ1
- 砂糖
- 50g
- お好みのフルーツ
- 適量
作り方
- お好みのフルーツを丸い製氷皿に入る大きさに切っておく。
- 鍋に粉寒天、砂糖、水を入れて火にかける。混ぜながら温めて沸騰したら火をとめレモン汁を加える。
- ②を型に流し入れてカットしたフルーツをのせる。
- ゼリー液がフタからあふれるくらいが、形のいい球体になるので多めに注ぐ。
- 粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やし固め、固まったら型からはずして器に盛る。
アガーで作る信玄餅風水ゼリー
材料・作り方
材料/丸い製氷皿(4個分)
- アガー
- 10~15g
- 水
- 300ml
- 砂糖
- 30g
- 黒蜜やきなこ
- 適量
作り方
- アガーと砂糖をボウルであらかじめよく混ぜ合わせておく。
- 小鍋に①と水を入れ中火にかける。
- かき混ぜながら完全に溶けるまで沸騰させる。
- 粗熱がとれたら容器に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
- お好みで、きなこや黒蜜等をかけてできあがり。
ゼラチン・寒天・アガーの違い
水分を固めるために使うゼラチンや寒天などは、コラーゲンや食物繊維がたっぷり入っています。自宅で簡単に作れるので、ダイエット中のおやつやちょっとしたデザートにもおすすめです。
ゼラチンの種類
ゼラチンの最大の魅力はコラーゲンを手軽にとれること。体温で溶けるゼラチンは口の中でとろける食感が魅力です。
粉ゼラチン
- 使い切りの小袋のタイプだと計量せずに手軽に使える。
- ふやかす手間が不要でスピーディーに溶ける。
板ゼラチン
- 1枚あたりの重量が決まっているので計りやすい。
- 粉ゼラチンより透明感のある美しい仕上がりとなめらかな食感に仕上がる。
- 多めの水でふやかしてから使う。
寒天の種類
寒天はゼラチンよりも凝固力が高く食感が固めに仕上がります。常温でも固まるため、失敗が少なく初心者にも使いやすい凝固剤です。
粉寒天
- 食物繊維が豊富でダイエットにも最適。
- 固める力が強く、歯切れのよいつるりとした食感。
- 裏ごしの必要がなく、手軽で扱いやすい。
棒寒天
- 風味が豊かで仕上がりはやわらかめ。
- 2~3時間水に浸して、ふやけたら適当な大きさにちぎって水気を絞る。
糸寒天
- 粉末寒天や棒寒天に比べると透明感に優れている。
- 水で戻してそのままサラダやスープ、みそ汁の具材にも利用できる。
アガーの種類
アガーはゼラチンや寒天に比べて最も透明度が高く、水ゼリーに最も適しています。ダマになりやすいのであらかじめ分量の砂糖を混ぜ合わせておくことがポイントです。
- ゼラチン、寒天に比べて透明度が高いので水ゼリーに最適。
- 常温でも溶けることなく無味無臭。
- ダマになりやすいので、あらかじめ砂糖と混ぜておくとよい。
《表》ゼラチン・寒天・アガーの比較
比較項目 | ゼラチン | 寒天 | アガー |
---|---|---|---|
向いているお菓子 |
|
|
|
・ゼリー ・レアチーズケーキ ・ムース ・ババロア ・ムース など |
・水ようかん ・寒天ゼリー ・ところてん ・牛乳寒天 ・杏仁豆腐 など |
・透明感を強調したいゼリーやジュレ ・フルーツゼリー ・パンナコッタ ・水信玄餅 など |
|
原材料 | 動物(牛・豚の骨や皮) に含まれるコラーゲン(タンパク質の一種) | 海藻(テングサ、オゴノリ)から煮出した粘液質(食物繊維) | カラギーナン(食物繊維) ローカストビーンガム(多糖類)などを混合したゲル化剤 |
色・透明度 | 透明感のある薄い黄色 | 白く濁った色 | 無色透明 |
食感 | やわらかくぷるぷるとして 口溶けのよい食感 |
しっかりとした歯ごたえと ほろりと崩れる食感 |
やわらかくぷるんとした独特の食感 |
溶ける温度 | 50~60℃ | 90~100℃ | 90℃以上 |
固まる温度 | 10℃以下 (冷蔵庫で冷やし固まる) |
30~40℃以下 (室温で固まる) |
30~40℃以下 (室温で固まる) |
室温での状態 | 溶ける(25℃以上) | 常温でも溶けない(70℃以上) | 常温でも溶けない(60 ℃以上) |
使用上の注意 |
|
|
|
まとめ
ここでは簡単に作る水ゼリーをご紹介しました。
水ゼリーに変化をつけたい場合は、かき氷シロップやきなこ、黒蜜などをかけると、洋風デザートにも和風デザートにもなります。
低カロリーなので、ダイエット中でも罪悪感なく食べられます。フルーツを足してお子さまのおやつにいかがでしょうか。
水ゼリーは、夏の暑い日や食欲がないときにも冷蔵庫に作っておくと便利ですね。ぜひお試しください。
- 参考
-
- 「電子レンジでひんやり夏和菓子」鳥居 満智栄(著)淡交社
- 「夏こそ食べたい極上デザート」ムラヨシ マサユキ(著)成美堂出版
< 関連記事 >